日本スポーツビジネス大賞
第2回(2018年度)各賞
記事
グランプリ:楽天株式会社
- 種目
- サッカーなど
- ビジネス
- サッカーへの大規模投資による市場活性化
- 主な実績
- Jリーグ・ヴィッセル神⼾におけるイニエスタ、ビジャ、ポドルスキといったビッグネームの選⼿獲得が⼤きな話題を呼んでおり、2018シーズンのホームゲーム年間入場者数が36万7716人(1試合平均2万1630⼈)と過去最⾼の数字を記録した。また、FCバルセロナとのパートナーシップを含めたサッカー関連のビジネスに加え、野球、テニス、バスケットなどへの投資、完全キャッシュレスによるスマートスタジアム構想など本業と連動した取り組みを積極的に進める。
- 評価
- 影響力◎/新規性◎/継続性◯
- コメント
- ・ここ数年、海外のビッグネームが、米国MLSや中国Cリーグに集まる傾向が大きかった中、Jリーグへとやってくる流れをつくり、日本サッカー界への期待感を高めた影響、そのビジネス効果は絶大とも言える。
・サッカー・スポーツ界にとどまらないビジネス界における多大なインパクトを与えている。
グランプリ受賞記念インタビュー
ライジングスター賞:公益社団法人日本フェンシング協会
- 種目
- フェンシング
- ビジネス
- 協会の経営改革および大会のエンターテインメント化
- 主な実績
- 2017年8月太田雄貴会長就任以降、「東京五輪のフェンシング会場を満員にする」を合言葉に、全日本選手権ファイナルマッチを東京グローブ座で開催するなど、大会改革・環境整備に着手。高円宮杯では、2年前(150人)の約35倍となる5248人を動員。ビズリーチと連携した副業・兼業限定ビジネス・プロフェッショナル人材採用には1127人の応募があった。マーケティング強化を目指すなど、2020年東京大会、そしてポスト2020に向けてさらなる躍進を図る。
- 評価
- 影響力◯/新規性◎/継続性◯
- コメント
- ・エンターテインメント性を重視した話題づくりを仕掛け、大きな話題を呼んだ。
・メディア戦略とオンリーワンを意識したスピード感のある施策。
ライジングスター賞受賞記念インタビュー
第1回(2017年度)各賞
記事
グランプリ:横浜DeNAベイスターズ
- 種目
- 野球
- ビジネス
- 業績V字回復を可能にしたリ・ブランディング
- 主な実績
- DeNAが親会社となった2011年以降、横浜の地域性に着目し街づくりを意識してリ・ブランディングに成功。試合はもちろん、試合以外も楽しめるようなさまざまな施策を通じて、ファンクラブの会員数は13.6倍、観客動員数は179.5%に成長。2017年シーズンの入場者数は過去最多の197万9446人を達成。
- 評価
- 影響力◎/新規性○/継続性○
- コメント
- ・近年のスポーツ団体の中では、ビジネスとして突出して成功している。
・ターゲット層を絞り込んだマーケティング手法などは、野球に限らず広くスポーツクラブが取り入れ得るもの。
グランプリ受賞記念インタビュー
ライジングスター賞:千葉ジェッツふなばし
- 種目
- バスケ
- ビジネス
- 地元に愛されるクラブを作った創意工夫と世界観演出
- 主な実績
- 2017年天皇杯で、実業団系以外では40年ぶりとなる優勝を果たし、2018年連覇達成。2016年度、売上高9億円超、年間観客動員数135,097人(平均観客動員4,503人)を達成。Twitterフォロワー12.7万人超(2018年3月時点)なども含め、ビジネス面でBリーグをけん引(今季は売上高12億円超、年間観客動員数15万人を想定)。
- 評価
- 影響力○/新規性◎/継続性○
- コメント
- ・やや郊外に拠点を持つ市民クラブでありながら、創意工夫により、ビジネスとスポーツの両面で急成長を遂げた。
・中小の競技団体にとって大いに参考となる事例。
ライジングスター賞受賞記念インタビュー
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