コパ・アメリカのニュースター候補10選 ペレの再来、三笘の僚友、エクアドルの超絶テクニシャン…
今回のコパ・アメリカでブレイクする若手は誰か。ブラジル、アルゼンチンをはじめとする有力国以外にも期待のヤングタレントが何人もいる 【Photo by Getty Images】
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10位:ミゲル・テルセロス(ボリビア代表/MF/20歳)
22年9月にデビューしたボリビア代表では10番を背負うラミロ・バカの壁を越えられずにいるが、大会前のエクアドル戦で途中出場から初ゴールと波に乗りかけている。
9位:ジョアン・グリマルド(ペルー代表/FW/21歳)
23年9月のブラジル戦で代表デビュー。ペルーのレジェンドで、同じウイングだったファルファンもその実力を評価する 【Photo by Raul Sifuentes/Getty Images】
これまでは後半に切られるカードの一枚に過ぎなかったが、やはり有望株であるMFピエロ・キスペ(22歳)が開幕前のエルサルバドル戦でボールロストを連発したこともあり、そのアタッカーに代わるスタメン起用への待望論が熱を帯びている。
8位:マルセロ・フローレス(メキシコ代表/FW/20歳)
線がかなり細いウインガーだが、優れた敏捷性とボールスキルを活かしたドリブルで相手を軽快に抜き去る。メキシコ代表における役割は、試合終盤に送り込まれるジョーカーが有力。短い出場時間でインパクトを残し、脚光を浴びるかもしれない。
7位:ケルビン・アンドラーデ(ベネズエラ代表/MF/19歳)
左右両足を器用に使い分け、長短を織り交ぜたパスでチャンスメイクする様は、デンマーク代表のクリスティアン・エリクセンを彷彿とさせる。本人がこだわりを持つのは直接フリーキックで、攻撃機会が限られそうなアウトサイダーのベネズエラにとっては大きな武器となりそうだ。
6位:ホセ・コルドバ(パナマ代表/DF/23歳)
この6月に23歳になったばかりだが、パナマ代表では不動のセンターバック。守備はもちろん、正確なフィードなどで攻撃面でも貢献する 【Photo by Shaun Clark/ISI Photos/Getty Images】
若いながら豊富な国際経験も魅力で、18歳の時にセルタの下部組織に加入。スペインで基礎技術に磨きをかけた後、ブルガリアの新興クラブであるエタルを経て、同国の名門レフスキ・ソフィアで才能を一気に開花させた。23-24シーズンには同国リーグの最優秀DFに輝き、今夏のノリッジ(イングランド2部)へのステップアップ移籍が決まっている。