柏vs川崎Fは開幕2連勝をかけた戦いに。横浜FCは岡山との昇格チーム対決に挑む【プレビュー:明治安田J1 第2節】
ともに開幕戦に勝利した柏と川崎Fの一戦は、連勝をかけた戦いとなる。柏は前節、福岡に1-0で勝利した。リカルド ロドリゲス新監督の下でボール支配を高めるスタイルを実現。原川 力ら新戦力も持ち味を発揮しており、ホーム開幕戦で勝利を収め、勢いに乗っていきたいところだ。対する川崎Fは名古屋を4-0と一蹴した。公式戦3連勝中と好調を維持しており、今節も持ち前の攻撃スタイルを示すだろう。
開幕戦、勝利の立役者となった北野 颯太と福田 翔生に注目が集まる
C大阪vs湘南も連勝をかけた一戦となる。C大阪は前節、G大阪とのダービーマッチに快勝を収めた。2ゴールで勝利の立役者となった北野 颯太が再び輝きを放てるか。湘南は鹿島に1-0で競り勝った。キレのあるドリブルから決勝点を挙げた福田 翔生に大きな期待がかかる。
横浜FCvs岡山は昇格チーム同士の対戦となる。横浜FCは前節、FC東京に敗れ、黒星スタートとなった。チャンスを作りながらも決め手を欠いたなか、鈴木 武蔵ら攻撃陣が意地を見せたいところだ。岡山は京都を下し、記念すべきJ1初陣を白星で飾っている。歴史的な初ゴールを演出したセットプレーが今節もカギを握りそうだ。昨季のJ2での対戦では1勝1敗の五分に終わったこのカード。舞台をJ1に移した今回は、果たしていかなる決着を見るか。
広島vs横浜FMは、ともに水曜日にアジアの戦いをこなしているため、中3日での一戦となる。広島は前節、町田に2-1と逆転勝利を収めた。公式戦で3試合連続ゴールを記録する大卒ルーキーの中村 草太に大きな注目が集まる。横浜FMは新潟と1-1で引き分けた。それでも水曜日に行われたACLEでは上海海港に2-0と快勝を収めている。その試合でゴールを決めた植中 朝日がリーグ戦でも結果を残せるか。
J1復帰戦を勝利で飾った清水は、ホームに新潟を迎える。前節は北川 航也のゴールを守り抜き、東京Vとの国立決戦を制した。今節もこのエースにかかる期待は大きい。新潟は横浜FMと引き分けている。先制しながらも勝ち切れなかっただけに、リード時の試合運びがテーマとなりそうだ。
FC東京はホームで町田と対戦。前節は白井 康介のゴールで1-0と横浜FCに勝利した。松橋 力蔵新監督の下で3バックの新布陣に取り組むなか、新戦力で1トップを務めるマルセロ ヒアンの出来がポイントになるだろう。町田は広島に逆転負けを喫し、黒星スタートとなった。守備陣に2人の負傷者が出たなか、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
名古屋はホームで神戸と対戦。前節は川崎Fに0-4と大敗を喫した。隙を見せた守備組織の立て直しが重要なテーマとなる。神戸は浦和とスコアレスドローに終わった。怪我人続出の苦しい状況のなか、武藤 嘉紀と大迫 勇也の二枚看板に結果が求められる。
京都はホームに浦和を迎える。前節は昇格組の岡山に0-2と敗戦。不発に終わったラファエル エリアスに初ゴールは生まれるか。浦和は神戸と0-0で引き分けている。マテウス サヴィオら新戦力が並ぶ2列目がチームに勢いをもたらしたい。
鹿島vs東京Vは初勝利をかけたチーム同士の対戦となる
鹿島vs東京Vは開幕戦で敗れたチーム同士の対戦となる。鹿島は前節、湘南に0-1で競り負けた。鬼木 達監督新監督の下で新たなスタイルに取り組むも、攻撃に迫力を生み出せなかった。新戦力のレオ セアラが嫌な流れを払拭する結果を残せるか。東京Vは清水に0-1で敗れている。こちらも課題は攻撃面。10番を背負う木村 勇大に期待がかかる。
G大阪vs福岡も初勝利をかけた一戦となる。G大阪は前節、ライバルのC大阪に5失点の完敗を喫した。スタメン起用された高卒ルーキーの名和田 我空がチームに勝利をもたらす活躍を見せられるか。福岡は柏に0-1と惜敗。堅い守りは備わるだけに、求められるのは得点力。新戦力の見木 友哉にかかる期待は大きい。
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