【J1第1節 番記者通信簿】総合評価最上位は川崎F 開幕戦で4発大勝を飾り『興奮度』は満点評価に

サッカー新聞 エルゴラッソ

【画像提供:エル・ゴラッソ】

 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の番記者が担当クラブの直近試合の出来を通信簿形式で振り返る本企画。今季はJ1リーグ戦全38節で実施する。第1節で最上位のSランクに輝いたのは川崎F。長谷部茂利新監督体制のリーグ戦初陣で4発大勝を収めたことで、『興奮度』はMAX評価の10点となっている。

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 なお、通信簿は6つの評価項目と番記者の短評および総評で構成。6つの評価項目の合計点に応じて上図の総合評価をつけている。評価項目の概要、採点基準、総合評価基準は以下のとおり。

【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度

【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価

【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点

 それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。

Sランク 川崎F(総合評価点:49)

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【担当記者:須賀 大輔】
【総評】新生・長谷部フロンターレのホーム初戦で申し分のない結果。セットプレー、複数人での崩し、個の突破など得点パターンも豊富で、スコアラーの4選手全員がアカデミー出身選手であり、今季のテーマであり大事にしている守備面でも無失点を達成。公式戦2試合連続で4-0は最高の出だしと言える。

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A+ランク 湘南(総合評価点:48)

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【担当記者:河合 萌花】
【総評】毎年苦しむ序盤戦のイメージを払しょくする、クリーンシートの試合。福田翔生のゴールが素晴らしかったことはもちろん、チームの意思疎通のとれたプレーを随所に感じた。ミックスゾーンでも、手ごわい鹿島を相手に勝星を奪えたことを自信にする選手が多く見られた。

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A+ランク 岡山(総合評価点:47)

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【担当記者:寺田 弘幸】
【総評】満員のスタジアムで迎えた、クラブとしてJ1での最初の試合で、木山隆之監督の下で培ってきた攻守を展開。チーム全員で一体感をもって戦い、我慢の時間はしっかり我慢し、セットプレーとダイレクトな攻撃でゴールへ向かって得点を挙げ、クラブ史に刻まれるJ1初勝利をファン・サポーターとともに分かち合った。

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A+ランク 新潟(総合評価点:46)

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【担当記者:野本 桂子】
【総評】樹森大介監督体制の初陣。キャンプで取り組んできた背後への動き出しや仕掛け、強度の高いハイプレスなど、昨季からの変化を明確に表現した。狙い通り、相手の背後を取って太田修介が決めた先制点は、まさにその象徴だ。終盤のパワーダウンや相手の布陣変更への対応力は、今後の課題であり、伸びシロだ。

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A+ランク C大阪(総合評価点: 46)

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【担当記者:小田 尚史】
【総評】新監督の初陣でスタイルを発揮しての快勝。新体制の所信表明となる大阪ダービーだった。前半の中盤にややゲーム支配を欠いた以外は、申し分なし。選手のつながりの中で個人パワーも見せつけ、球際でも相手を上回った。得点者が北野颯太、香川真司、田中駿汰、中島元彦と主役揃い踏みだったことも興奮度をMAXに高めた。

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