シード権懸けた目に見えない重圧との戦い 箱根10区ココに注目 寺田夏生(国学大OB)
10区を走った1年時には、ゴール直前にコースを間違えながらもシード権獲得に貢献した寺田さん(写真中央) 【写真:アフロスポーツ】
アンカーとなる復路10区(23.0キロ)は、国学院大OBで現在は実業団のJR東日本で活躍する寺田夏生さん。1年時(2011年大会、区間11位)に走り、コースを間違えながらも総合10位でゴールし、チーム史上初のシード権獲得に貢献した。過酷なシード権争いを経験した寺田さんが語る10区のポイントと、壮絶な戦いの裏話とは?
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耳が痛くなるほどの大歓声
チームの目標はシード権獲得(10位以内)。往路は6位でゴールしていたので、このまま来てくれればのんびり走れるなという気持ちだったんですけど、テレビを見ているうちにどんどん順位が下がってきて、「これはちょっとまずいな」と。鶴見中継所に行くまでかなり不安だったのですが、途中で先輩から「気負うことはないから楽しんで走れよ」と連絡がきて、それで少し気が楽になりましたね。それでも結構接戦で「10位、11位で来たらどうしよう」とずっと祈るような気持ちでいたのですが、結局11位でたすきを受け取ることになりました。たすき渡しの瞬間、9区の先輩から「おまえ、絶対抜いてこいよ!」と言われて、そこで気合いが入って「任せてください」と答えてスタートしました。
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