連載:高校野球2021、夏の地方大会「激戦区」を占う

プロローグ

 8月9日に開幕予定の夏の甲子園(第103回全国高等学校野球選手権大会)。その出場権をかけた地方大会が、すでに北海道を皮切りにスタートしている。果たして、厳しい大会を勝ち抜き、49の代表校(北海道と東京は2校)に名乗りを上げるのはどこか。

 今年も各都道府県で熱闘が繰り広げられるはずだが、今特集では、目玉企画として激戦必至の9つの地方大会をピックアップ。東西東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡、それぞれの勢力図を読み解くべく、各地区の事情に詳しいライターに「実力校ランキング・トップ10」を作成してもらった。ドラフト候補選手の情報なども含め、大会を展望する上での参考資料となること請け合いだ。

 さらに、現在はともに慶應大で活躍する大阪桐蔭OBの福井章吾捕手と、履正社OBの若林将平外野手のスペシャル対談や、松坂大輔、涌井秀章を育てた横浜高の小倉清一郎・元部長へのインタビューなども用意。多角的に、夏の地方大会の魅力に迫っていく。

 また連載のラストでは、長い歴史を誇る夏の甲子園で、どの都道府県が一番強かったのか、そして歴代最強の高校はどこなのかを、データを基にランキング化している。こちらもぜひともご覧いただきたい。(企画構成:YOJI-GEN)

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