高校野球 21世紀「最強校・最強都道府県ランキング」

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 21世紀の夏の甲子園成績をもとに、全49地区の最強ランキングを作成。「合計ポイント」により順位付けを行なった。(優勝=5ポイント、準優勝=4ポイント、ベスト4=3ポイント、ベスト8=2ポイント、ベスト16=1ポイント)合計ポイントが同じ場合は、同期間の通算勝利数が多い地区を上位とした。はたして1位に輝いた地区は?

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※埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫から2校ずつ出場した第90回(2008年)、その5地区に加えて福岡からも2校が出場した第100回(2018年)の記念大会は、それぞれの地区で成績が良かった1校のみの成績を採用した。

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※2001~2021年の夏の甲子園での成績を基に導き出した「合計ポイント」により順位づけを行なった。優勝=5ポイント、準優勝=4ポイント、ベスト4=3ポイント、ベスト8=2ポイント、ベスト16=1ポイントとし、その総計が合計ポイント。合計ポイントが同じ場合は、同期間の通算勝利数が多い地区を上位とした。
埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫から2校ずつ出場した第90回(2008年)、その5地区に加えて福岡からも2校が出場した第100回(2018年)の記念大会は、それぞれの地区で成績が良かった1校のみの成績を採用した。不戦勝は勝利数にカウントせず。

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解説

18年には根尾、藤原らを擁する大阪桐蔭(写真)が春の選抜に続いて頂点に立ち、翌19年には履正社が初めて全国を制するなど、最多の5度の優勝を飾っている大阪が1位に【写真は共同】

 1位は大阪だ。大阪桐蔭が4回、履正社が1回と、2001年以降に開催された20大会で全国制覇を5回成し遂げている。2012年からの8大会で優勝4回、2015年の大阪偕星を除いてすべてベスト16以上と、とりわけ近年の実績が際立つ。

 東京も東西とも優秀だ。日大三が2回、早稲田実が1回優勝している西東京が2位。かたや東東京は優勝校こそ出ていないが、ベスト16以上が13回と抜群の安定感を誇り、4位に入った。

 同じ関東の神奈川が3位。東海大相模、横浜という全国屈指の強豪校に加えて、桐光学園も出場4回でベスト16以上が3回と好成績を残している。

 東京とともに2地区に分かれている北海道は、東京とは異なり南北で明暗がはっきり分かれた。駒大苫小牧が2004年から3年連続で決勝進出を果たし(そのうち2回優勝)、2016年にも北海がファイナリストとなった南北海道が8位と上位に食い込んだ一方、2008年の駒大岩見沢以外にベスト16入りした学校がない北北海道は鳥取とともに最下位となっている。

東北勢では宮城が青森とともに10位以内に入った。03年には東北がダルビッシュの快投で決勝まで勝ち進むも、名将・木内監督率いる常総学院に敗れ、悲願の全国制覇はならず 【写真は共同】

 春夏を通じて甲子園で頂点に立ったことがない東北勢だが、青森が5位、宮城が6位と2県がトップ10入り。青森では八戸学院光星(当時の校名は光星学院)が2011年、2012年と2年連続で、宮城では2003年に2年生エースのダルビッシュ有擁する東北、2015年には仙台育英が準優勝している。東北勢悲願の全国制覇はいつ実現するのか。

 かつて野球王国と評された四国では、愛媛が7位、高知が10位と2県が上位に入った。愛媛は21世紀になってから優勝こそないものの、松山商、川之江、済美の3校がベスト4入りを果たしている。一方の高知は、過去20大会で14回出場の明徳義塾が多くのポイントを稼いだ。2002年に初めて甲子園で優勝を飾り、その後もコンスタントに好成績を収めている。

 2010年に興南が春夏連覇を達成した沖縄と、2013年に前橋育英が初出場で優勝という快挙を成し遂げた群馬が、合計ポイントでも勝利数でも並び9位。沖縄は興南以外にも沖縄尚学、八重山商工、浦添商、嘉手納、群馬も前橋育英に加えて桐生第一、前橋商、東農大二、健大高崎と、いずれも計5校がベスト16入りの実績を残している。

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