連載:高校野球2021、夏の地方大会「激戦区」を占う

「実力校ランキング・21年夏」福岡編 福岡大大濠など上位陣は下級生戦力が充実

加来慶祐
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今春のセンバツ8強の福岡大大濠が、やはりランキングの筆頭だ。エース左腕の毛利(写真)と強肩を誇る川上のバッテリーを中心に、好タレントがそろっている 【写真は共同】

 この夏も激戦必至の福岡大会。甲子園出場をかけた争いは、やはり今春のセンバツで8強入りした福岡大大濠が中心になりそうだが、ライバル校も着実にレベルアップしており、頂点への道は決して平坦ではないだろう。ここでは九州・沖縄を主なフィールドに活動するスポーツライターの加来慶祐氏に、福岡県内の有力校トップ10をランク付けしてもらった。

(ランキング表はコラムの最後に掲載します)

来年にかけても県をリードしそうな福岡大大濠

 福岡県では4月末から新型コロナウイルスが急激な感染拡大を見せたことから、5月12日に緊急事態宣言を発令。その間、部活動の時間が厳しく制限されたり、対外試合をいっさい禁止されたりする学校が相次いだ。

 ここで紹介する中にも、そういった学校が複数含まれているが、今回は4月に行われた春季九州大会までの戦力を分析した上でのランク付けとした。

 筆頭格はやはり、今春のセンバツ8強の福岡大大濠だ。昨秋は県を制し、九州大会でも準優勝。今春の九州大会でもセンバツ準優勝の明豊(大分)を準々決勝で破り、ベスト4入りしている。

 甲子園でも注目された最速140キロのエース左腕・毛利海大と、正確無比な強肩を連発して名を挙げた捕手・川上陸斗の3年生バッテリーを中心にタレントが豊富で、2年生にも右腕の馬場拓海をはじめ、強力打線の中軸を担う山下恭吾、友納周哉、北嶋瑞己、福沢雄太ら好選手がそろっている。

 春の九州大会では、福岡ソフトバンクホークスジュニア出身の1年生内野手・藤田悠太郎もデビュー。夏はおろか、秋から来年の春夏にかけても県をリードし続けていけるだけの選手層を誇る。
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著者プロフィール

加来慶祐

1976年大分県竹田市生まれ。東京での出版社勤務で雑誌編集などを経験した後、フリーランスライターとして独立。2006年から故郷の大分県竹田市に在住し、九州・沖縄を主なフィールドに取材・執筆を続けているスポーツライター。高校野球やドラフト関連を中心とするアマチュア野球、プロ野球を主分野としており、甲子園大会やWBC日本代表や各年代の侍ジャパン、国体、インターハイなどの取材経験がある。2016年に自著「先駆ける者〜九州・沖縄の高校野球 次代を担う8人の指導者〜」(日刊スポーツ出版社)を出版した。

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