【J1第2節 番記者通信簿】立て直したG大阪 “98年以来”を遂げた湘南も最高評価に
A-ランク 柏(総合評価点:41)
【総評】「勝点3にふさわしい試合をした」とリカルド・ロドリゲス監督が振り返るなど、ホーム開幕戦で我流を存分に発揮。前後半で顔を変えたチームは勝利こそ逃したが、好調の川崎F相手ということも鑑みれば、各観点から高得点をつけられる。ただ、小泉佳穂の同点弾を除いてゴール前で決め切れず、ドローに終わった点を踏まえて個人パワーは低めの評価に。
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A-ランク 広島(総合評価点:39)
【総評】連戦の中で選手たちは疲弊していたが、それでもピッチに立った面々は力の限りを尽くしてファイトし、勝利をつかんだ。守備陣をはじめ全員が集中力を高く保ち、アグレッシブに戦ってPKを獲得。そして最後まで足を動かし、1点のリードを全員で守り切った。
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A-ランク 清水(総合評価点:38)
【総評】開幕2連勝を飾ったにもかかわらず、やや辛口な評価となってしまったが、このチームはまだ発展途上である。攻守のリレーション、球際の強度を示すためのポジショニングはもっと伸ばせる。一方で、松崎快のスーパーゴール、マテウス・ブエノが見せた技術と守備、そして熱気溢れたホーム開幕戦を勝利したことなどを受けて、個人パワーと興奮度は高評価とした。
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B+ランク 横浜FM(総合評価点:36)
【総評】勝敗を分けたPKの1点は、始動2カ月弱の“ホーランド体制”と4年目に突入した“スキッベ体制”の完成度の差とでも言えようか。一方、高い完成度を誇る広島に対し、指揮官が授けた守備戦術は一定の機能性を見せた。ここ3試合、可変も考慮するとすべて異なるシステムを採用した指揮官の引き出しの多さも垣間見え、今後に期待が膨らむ90分だった。
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B+ランク 川崎F(総合評価点:34)
【総評】ボールを持たれることを決して良しとするわけではないが、悪いともしないのが“長谷部フロンターレ”。先制点はまさにその象徴で、敵陣での連動した守備からボールを奪い、すぐにゴールに向かって決め切ったもの。ただ、失点シーンはもったいなく、今季初めてアラートさに欠けてしまった。
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