トランペット演奏は独学!? 中日ドラゴンズ応援団員が明かす、知られざるその日常と応援歌に込めた想い
コロナ禍での応援には苦労も多かったようだが、声出し、鳴り物の解禁で、中日応援団の2人も改めて応援のパワーを実感している 【写真は共同】
声出し応援解禁で改めて感じるパワー
今シーズンの中日は春先から最下位に低迷し苦しい戦いを続けているが、本拠地バンテリンドームナゴヤだけでなく、ビジターの東京ドーム、横浜スタジアムでも左翼スタンドを中心にファンが熱い声援を送り続けている。特別応援許可団体の「中日ドラゴンズ応援団」で中心的な役割を担う天野浩智さん(33歳)、長く団を引っ張ってきた三浦賢人さん(26歳)に、応援歌に込めた想い、応援団の知られざる活動内容を直撃してみた。
──声出し応援が解禁されました。コロナ禍での応援は苦労が多かったと思います。
三浦賢人(以下、三浦) 声出し、トランペットでの応援禁止は、音楽で言えばボーカル、楽器がない状況と同じです。致し方ないとはいえ、この3年間は物足りなさ、寂しさを強く感じていました。声出し応援は19年以来になりますが、当時よりファンが声を出してくれて、応援に対する熱がすごく伝わってきます。
天野浩智(以下、天野) 応援団に所属している人間には、つねにスタンドを盛り上げたい、ドラゴンズの勝利を後押ししていきたいという想いがあります。ですから、コロナ禍であってもファンの方々のモチベーションを下げないように心掛けていましたが、なかなか難しかったですね。また声出しができるようになって、応援のパワーを改めて感じています。
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