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主砲・村上宗隆の曲がトップとなった選手応援歌編に続き、ヤクルトの『チャンステーマ1』が1位に。『チャンステーマ2』も多くの支持を集めて5位に入った【写真は共同】

　ヤクルトの『チャンステーマ1』が1位になった。投票したファンからは、「一番盛り上がる」「スワローズっぽい」「最初の静かなところから一気に爆発する感じがきもちいい」といった声が聞かれ、原曲であるJITTERIN’JINNの『夏祭り』が好きというファンも多かった。

　ヤクルトでは『ルパン三世のテーマ』を原曲とする『チャンステーマ2』もトップ5入り。選出理由としては、「ノリノリ」「口ずさみやすい」「気分が盛り上がる」「気合が入る」といったものがあった。

　ヤクルトと同様、阪神も2つの応援歌が上位5曲に食い込んだ。2位の『我らの阪神』を選んだファンからは、「一択」「元気が出ます」「闘志を感じる」「自分の気分も球場の雰囲気も盛り上がる」などのコメントが寄せられ、4位の『チャンスマーチ』に対しては、「個人的に最も盛り上がる応援歌」「のりがいい」「オールドスタイルで聞けばすぐにチャンスだとわかる」「甲子園球場でよく歌った」というような選出理由が挙がった。

　阪神の応援歌ではさらに『チャンスわっしょい』が9位タイ、『チャンス襲来』が11位となり、11位までに4曲が入る結果となった。前者を挙げたファンからは「気分良く応援でき一体感が生まれる」「特に甲子園球場における大観衆のチャンステーマは日本プロ野球の“日常”の象徴でもあると思う」、一方、後者を選んだファンからは「気付いたら口ずさんでいるときがあるほど好きなテーマ曲」「メッチャ打ってくれそうな気がする」「阪神ファンで、この曲が一番活気があると思う」といったコメントが寄せられた。

ソフトバンクの『チャンステーマ1』がパ球団の応援歌の中で最上位に。元々は藤本博史現監督の選手時代の応援歌だった【写真は共同】

　ヤクルト、阪神の応援歌以外で唯一、トップ5入りしたのがソフトバンクの『チャンステーマ1』。「わっしょい わっしょい」のフレーズが印象的なこの応援歌を選んだファンからは、「耳に残る」「威勢がいい」「攻撃が盛り上がりそう」「イケイケという感じがいい」といった声が届いた。

　パ・リーグ球団の応援歌では、他にも2曲が10パーセントを超える得票率を記録した。

「カッコいい」「歌うと打てそう」「盛り上がり、楽しくなる」「親しみを感じる」といった声が聞かれたのが、6位に入ったオリックスの『チャンステーマ1 丑男〜COW BOY〜』。続く7位が日本ハムの『チャンステーマ 北の国から』で、こちらは「やっぱり日ハムと言ったらコレ」「ご当地感があって良い」「新球場で一緒に盛り上がりたい」などのコメントのほか、「（パ球団の応援歌で）唯一知っている曲」というようなセ・リーグ党からの投票も目立ち、幅広い層に浸透している応援歌であることがうかがい知れる。

　5曲がトップ30入りした巨人の応援歌の中で最上位が、8位の『ライディーン』。「迫力がある」「高揚する」「パッションが出る」といったコメントに加え、原曲であるYMOの同名の名曲が「好きだから」というファンも多く、今年亡くなった同バンドのメンバー、高橋幸宏氏と坂本龍一氏へ哀悼の意を表する声も寄せられた。

　阪神の『チャンスわっしょい』と並んで9位になったのが、中日の『チャンステーマ1』だ。1970年代後半に爆発的な人気を誇ったピンク・レディーの代表曲『サウスポー』が原曲で、投票者の選出理由は「やっぱりチャンスにはこれが一番いい」「有名で歌いやすい」「一部の箇所だけでなく全メロディーを知ってる曲」など。「お前が」という歌詞の一節が不適切だと指摘され、応援団が一時演奏を自粛していた曲だけに、復活を喜ぶファンの声も聞かれた。

（企画・編集／YOJI-GEN）