ルメール神技炸裂!今度は日仏ダービーV 3歳頂点レイデオロ、秋は古馬路線も視野

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藤沢和雄調教師、ついにダービー初制覇

ルメール騎乗のレイデオロ(中・緑帽)がダービー制覇、3歳馬7015頭の頂点に 【写真:中原義史】

 JRA3歳チャンピオンを決める競馬の祭典、第84回GI日本ダービーが28日、東京競馬場2400m芝を舞台に争われ、クリストフ・ルメール騎乗の2番人気レイデオロ(牡3=美浦・藤沢和厩舎、父キングカメハメハ)が4コーナー2番手から直線を力強く抜け出し快勝。2014年生まれの3歳馬7015頭(外国からの輸入馬含む)の頂点に立った。良馬場の勝ちタイムは2分26秒9。

 レイデオロは今回の勝利で5戦4勝、重賞は16年GIIホープフルステークスに続き2勝目。騎乗したルメール、同馬を管理する藤沢和雄調教師ともに前週のオークスに続きダービー初勝利となり、ジョッキーの同一年オークス&ダービー制覇は1975年の菅原泰夫騎手以来42年ぶり5人目、調教師の同一年ダブル制覇は2004年の松田国英調教師以来13年ぶり5人目の快挙となった。

藤沢和雄調教師(右から3人目)にとっても待望のダービー初タイトルとなった 【写真:中原義史】

 なお、3/4馬身差の2着には四位洋文騎乗の3番人気スワーヴリチャード(牡3=栗東・庄野厩舎)、さらに1馬身1/4差の3着にはミルコ・デムーロ騎乗の1番人気アドミラブル(牡3=栗東・音無厩舎)が入線。二冠制覇を狙った松山弘平騎乗の4番人気、皐月賞馬アルアイン(牡3=栗東・池江厩舎)は5着に敗れた。

まさに『神』騎乗と言うしか

まさに神騎乗……ルメールの卓越した技術が光ったレースだった 【写真:中原義史】

 史上空前のハイレベル戦と言われた2016年ダービーから1年、今年は“史上空前の混戦”と言ってもおかしくないほど、18頭横一線の下馬評だった。しかし、終わってみれば上位3頭を占めたのは1〜3番人気馬。大混戦の評判のときほど、案外荒れないものだから競馬は面白い。

 そして、その上位を占めた1〜3番人気馬の中で、ゴール板を先頭で駆け抜けたのが2番人気に支持された東のエース、レイデオロだ。その鮮やかな勝ちっぷりは世代の頂点を極めるに相応しいものだったと思う。競馬ファンも納得する強さであり、納得のダービー馬誕生だっただろう。

 だけど、今年のダービーで語りたくなってしまうのはやはり、一にも二にも、勝利に導いたクリストフ・ルメールの騎乗だ。安易に“神騎乗”と言うと、かえって安っぽくなってしまいそうだけど、僕の残念な語彙力では他に適当な言葉が見当たらない。まさに今日ばかりはルメールを『神』と崇めてもいい(特にダービー、目黒記念の馬券を取った人は)。

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