ディープ超えた春盾、武豊「本当に強い」 異次元キタサンブラックにサトノ陣営白旗
レコードタイムで史上4頭目の連覇
武豊騎乗のキタサンブラックが天皇賞・春を制覇、史上4頭目の連覇を達成! 【スポーツナビ】
キタサンブラックは今回の勝利でJRA通算16戦10勝、重賞は8勝目、GIは15年菊花賞、16年天皇賞・春、同年ジャパンカップ、17年大阪杯に続く5勝目。騎乗した武豊は天皇賞・春8勝目で、JRA同一GIレース8勝は史上初の快挙。また、同馬を管理する清水久詞調教師は昨年に続き天皇賞・春2勝目となった。
ディープインパクトのタイムを破るレコードV、武豊は天皇賞・春8勝目となった 【スポーツナビ】
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前半1000m58秒3! 驚愕の超ハイペース戦
と言って、全ての淀3200mのレースが面白いと言うわけではなく、中にはもちろん長距離戦ならではの凡レースもあるのだが、今年の春の盾は間違いなく、僕がナマで見てきたレースの中でも“とんでもない”名レースだった。
前半はヤマカツライデンが超ハイペースで逃げる中、それでもキタサンブラックは2番手から追走した 【スポーツナビ】
そんな猛ラップの中、武豊とキタサンブラックはスッと2番手を確保。10馬身以上離れた位置だったから、ヤマカツライデンほどの超ハイペースではないが、それでもかなりタイトなペースに自ら飛び込んだことになる。こんな普通じゃないペースを追いかけて大丈夫なのか? 武豊が言う。
「展開はある程度予測していた形でした。ただ、昨年よりキタサンブラックは強くなっていると思ったので、去年よりもう少し速いペースで行ける自信がありましたし、去年よりも速いペースで走らせたいと思っていました」