牝馬戦線に新星アドマイヤリード現る 独壇場ルメール600勝からとどめ1日9連対
アドマイヤリードが春のマイル女王に
ルメール騎乗の4歳馬アドマイヤリード(右)がヴィクトリアマイルを制覇 【スポーツナビ】
アドマイヤリードは今回の勝利でJRA通算14戦5勝、重賞は初勝利。騎乗したルメール、同馬を管理する須貝尚介調教師ともにヴィクトリアマイル初制覇となった。
アドマイヤリードは重賞初制覇がGIビッグタイトルとなった 【スポーツナビ】
※リンク先は外部サイトの場合があります
「まさに理想どおりのレースをしてくれた」
「今日は馬場コンディションが難しかったけど、前走(阪神牝馬S)も同じような馬場だったから、アドマイヤリードなら大丈夫だと思っていました。道中もミッキークイーンやルージュバックとか、人気馬を見る形で行けましたし、4コーナーは目の前にいたミルコのクイーンズリングが道を作ってくれた。前が狭くなるようなところもあったけど、パスしていけるような手応えがあったので、自信を持ってそこへ突っ込んでいきました」
狭い馬群を割ってゴール前一気にアドマイヤリード(右から3頭目、赤帽子)が突き抜けた 【スポーツナビ】
アドマイヤリードの能力を発揮させるための最初の絶対条件、それがこの道中の運びだったわけだが、さすがは世界を股にかけた名手である。須貝調教師が「まさに理想どおりのレースをしてくれた」と手放しで絶賛するエスコートを、ルメールは見せてくれたのだ。