GAMI、奈七永、つっかの鼎談が実現!? 2016年上半期を振り返る
奈七永、GAMI、つっかの座談会が実現 【スポーツナビ】
世志琥復帰で「人間として一皮むけた」
3月にリングに戻ってきた世志琥 【横田修平】
それに対し高橋も「鳥肌が立ちましたね。思い出しただけでも胸に来るものがあります。その時は田中(将斗)選手と試合をしていて、本当にボッコボコにされて、KOされそうな時に、世志琥が思わず出てきたという状況で。殻に閉じこもっていた世志琥を出すことができるんだから、プロレスが持つ力はすごいな」とその時の感情を話した。
そして3月の復帰戦では対戦相手を高橋自身が務め「3月の復帰戦を迎えるまでいろいろな声があって、それをみんなで乗り越えて、世志琥自身が一番辛かったところもあると思うのですが、それでも前向きにプロレスに取り組んで。試合中、世志琥が泣きながらエルボーをしてきたんですよ! そんな世志琥を見たことがなかったんで、いろいろなことがあった中で、人間として一皮むけて、プロレスをやって成長していくんだなと、試合中に実感しました。終わった後に『プロレスって最高ですね』って、その言葉を聞けただけでも報われたな」と復帰へのハードルを乗り越えた甲斐があったと話した。
WAVE10周年記念は大田区体育館!?
32人が参加した今年の「CATCH THE WAVE」 【横田修平】
ただ集客の面ではそれほど伸びなかったこともあり、「これは結構意外やった。だからみんな、生で見るほどには興味がないんやと。話題としてはものすごい興味を引いたけど、それこそ雑誌(プロレス専門誌)が食いついてこなかった。実際、本当に悪意を感じるぐらい食いついてこなかったので、そういうもんかと思って、最終的にこのリーグ戦が終わって、悪意しか残ってないです」と毒づき、その場にいた一同が沈黙することになってしまった。
アイスリボン10周年記念の横浜文体大会は同団体過去最高の集客となった 【スポーツナビ】
噂されたスターダムのサンダーロック(紫雷イオ&岩谷麻優)とベストフレンズ(藤本&中島安里紗/JWP)の対戦は実現できなかったが、アイスリボンの創始者であるさくらえみ(我闘雲舞)の参戦が決まり話題となった。これに関して藤本は「私は今回に限っては話題を作りたくて作ったわけでなく、本当に生の感情のままだったので、ちょっと特殊といえば特殊なんです。今回の文体で思ったのは、自分のファン以外の人、団体のファン以外の人たちに、『この試合を見たときに何か起こるかも知れない、何か起こりそうだから行ってみるか』という人に伝えるのが一番集客につながるのではないかと思いました」と話、実際に当日券もかなり伸びたと話す。
ビックマッチ開催には苦労した面もあったが、それでも横浜文体という大きな会場でやることで「いろいろなメディアの人が取材して下さり、新しい選手に注目してくれたり。新しいつながりができたことが良かったと思いました」と苦しい中にも良かった点があったと話す。これに関して二上社長も、早くも来年のWAVE10周年記念では大田区総合体育館大会を開催しようとしていると暴露。「高木三四郎さんが言っていたのは、大場所をやると士気が高まるから、やった方がいいですよって」アドバイスをされ、大きな会場での大会を希望しているが、ただ、選手がまだついてきてないという不満も吐き出していた。