RIZIN.14

2018/12/31 15:00~さいたまスーパーアリーナ(メイウェザーvs.那須川天心ほか)

ゲームスコア

大会名
第6試合

矢地祐介

KO

ジョニー・ケース

2R4分47秒 TKO

詳細

2R

 負傷が疑われる矢地の右目をドクターがチェックした後で2Rが開始される。

 ケースは思い切りよく伸ばしてくる右ストレートと左フックがあり、矢地は容易に近づけない。これを警戒しているとタックルが来て、矢地はテイクダウンを奪われる。ケースの腕・手首を掴み強打を出させない矢地だが、なかなか立ち上がることもできない。一旦三角絞めの形にも入るが、これはケースに頭をハズされる。ラウンド初めにチェックを受けた右目から血が滴り落ちてくる矢地。しかしその後で立ち上がり、スタンドへ戻るのに成功する。

 右手での探りから左ストレートを放つ矢地だがケースにかわされ、逆に左ストレートと右フックに襲われる。そしてケースがオーソドックスの状態から放った右ストレートが矢地の右目周辺をとらえ、出血と目の腫れをドクターがチェック。しかしここで続行の許可は下りず試合はストップ。ケースのTKO勝ちとなった。

1R

 サウスポーのケースに矢地は左ロー打ち込むが、ケースはひるまず右ミドルからストレート。これで体勢を崩した矢地にタックルで出てテイクダウンする。矢地は足でケースを遠ざけて立ち上がる。そしてケースに左ミドル。だが、ケースは伸びのある右ストレートを連続で飛ばし矢地の顔面をとらえる。

 矢地も逆に右フックでとらえるが、ケースはすぐにタックルで組みつき、その後の追撃を封じてしまう。距離が開くとケースはすぐさま左右のストレートを飛ばしてくる。矢地もスーパーマンパンチで近づき左右フックを振るうが、これはケースが当てさせない。

試合前

 昨年末に五味隆典を降しRIZINのエースとなるのを期待された矢地だが、今年は夏にKO負け。再起を期する一戦でかつてUFC在籍時にキング・オブ・パンクラシストの徳留一樹も一本で降した、打撃と極めを持ち合わせたケースと対戦する。

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