RIZIN.14

2018/12/31 15:00~さいたまスーパーアリーナ(メイウェザーvs.那須川天心ほか)

ゲームスコア

宮田和幸

一本

山本アーセン

2R3分23秒 アームロック

詳細

宮田の息子が花束を贈りメッセージ

「今日は試合を見れてほんとよかったです。昔から僕のヒーローで、最後に勝ってほんとよかったです。ありがとう」

宮田のマイク

「デビューしたての時は強い選手とやってなかなか結果が出なかったですけど、14年やってようやくそこそこのレベルまで行ったと思います。お世辞抜きでアーセン選手はすごく強くてテイクダウンされて、力もあるし、ものすごい才能があるので、これから頑張ってほしいと思います。
今日の試合で引退することになりました。うちの後輩たちも今のところ5人チャンピオンになって、うちに入ってきた後輩たちは全員チャンピオンにしたいと思います。引退試合をRIZINの舞台でやらせてもらったことはほんと感謝したいと思います。 これからは日本の格闘技界を後押しできるように頑張りたいと思います。ありがとうございました」

2R

 アーセンは右ローを入れ、宮田が組みつこうとすると右ストレートを打ち込み、これをけん制する。アーセンは跳びヒザのモーションからストレートを伸ばすと当て、これで宮田を横向きにする。そしてそのまま1R同様上を取る。ガードを取る宮田だが、アーセンは強烈なヒジを打ち込む。下のポジションで不利に映った宮田だが、右手でアーセンの右腕を背中側でとらえて折り曲げ、これにアーセンは逃れようとするもかなわずタップ。引退試合を白星で飾った。

1R

 宮田は開始からダッシュしてかつてKIDがやったように跳びヒザを放つが、アーセンもこれを跳び上がって迎撃。着地して組み合いになると、アーセンが宮田を投げて上を取る。三角絞めを仕掛ける宮田だが、アーセンは素早く察知しリフトアップして宮田を叩きつける。宮田は三角絞めを崩されるも、ガードポジションから逃がさない。アーセンがパスを進めて来たところで腕十字、再びの三角絞めと宮田は狙うが、アーセンはやはり叩きつけて極めさせない。ならばと宮田はアーセンの左腕をアームロックに取らんとするが、アーセンは体を回し、腕を振りほどいて立ち上がる。

 スタンドに戻るとアーセンはローを打ち込むが、ここは大きな攻防はなく終了のゴングとなる。

試合前

 神の子・KIDが晩年トレーニングを共にしその技術と精神を授けた甥のアーセンと、KIDのキャリアにおいてもひと際輝く伝説となっている秒殺勝利の相手であった宮田によるKIDのメモリアルマッチにして宮田の引退試合。

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