RIZIN.14

2018/12/31 15:00~さいたまスーパーアリーナ(メイウェザーvs.那須川天心ほか)

ゲームスコア

堀口恭司

一本

ダリオン・コールドウェル

3R1分13秒 フロントチョーク

詳細

堀口のマイク

「みなさん、ここに集まってくれたみなさん、本当にありがとうございます。楽しめましたか? ありがとうございます! 日本で戦っているのに、負ける訳にはいかないでしょ。しっかり勝ってベルトも獲れてちょっと嬉しいです。来年しっかりと格闘技をもっともっと盛り上げていくんで、みなさん、会場に来てください。お願いします!」

3R

 堀口はコールドウェルのタックルを警戒しながら左フック。そして今度はボディストレートを打ち込み効かせたかに見えたが、コールドウェルは身を沈めて低空タックル。テイクダウンを喫した堀口だが左腕でフロントチョークの形に入り、力を込めるとコールドウェルがタップ。絶体絶命と思わえた場面から堀口が逆転、そして劇的な一本勝ちを果たした。

2R

 堀口は右ローをフルスイング。コールドウェルはこれをかわし、左ミドルからタックルで突進すると堀口をロープ・コーナーに押し込む。頭を堀口に押しつけ、強い打撃を見舞わせないコールドウェル。密着から堀口の背後に回る。堀口は体を回して正対して立ち上がらんとするが、コールドウェルは立たせない、寝かせる動きが巧みでグラウンドに戻す。堀口は自由になっている左腕でコールドウェルを小突くが、コールドウェルは密着を強化し堀口を離さない。

 コールドウェルは長い手を利して堀口の腕を押さえ、打撃を封じる。何とか小突いて立ち上がりたい堀口だが、ようやくコールドウェルを振りほどいたところで2R終了のゴングとなってしまう。

1R

 堀口は距離を取って大きくリングを回る。コールドウェルはローを繰り出すようにしながらすぐさまタックルに来て密着。堀口に背中側から覆いかぶさり動きを封じる。堀口が逃れようと逆にタックルにくると、コールドウェルは腕を取ってアームロック。腕を持っていかれたかに見えた堀口だが、何とか腕を振りほどいて技を解き、立ち上がって打撃戦に戻す。

 堀口はやはり距離を取ってロー、そして左フックでヒットを上げる。だが、コールドウェルもバックステップして威力を殺す。堀口は前蹴りでコールウェルを転倒させる。苦笑いするコールドウェル。コールドウェルが低空タックルに行くと、堀口は足を引いてかわすが、ロープの間から転落してしまいそうになる。

試合前

 昨年バンタム級グランプリを全試合KO・一本で制し完全優勝を果たした堀口が、米メジャー団体ベラトールの世界王者コールドウェルを迎え行うRIZINバンタム級タイトルマッチ。コールドウェルは大学時代レスリングでオールアメリカンに2度選出され高いテイクダウン能力を持ち、178cmの長身で1階級上のフェザー級でも勝利を上げている。

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