巨人の勝ちパターンを担うルーキー西舘勇陽の胸の内 セットアッパーとして大切にする「1」へのこだわり
開幕から10試合連続無失点をマークし、勝利の方程式の一角としてチームに貢献するドラフト1位ルーキー・西舘勇陽 【写真は共同】
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大学時代の経験が生きたプロでの第一歩
シーズンが始まって、まだ1カ月というところですので、全く意識はしていないです。結果としての振り返りは、シーズンが終わったあとにできればいいと思っています。
――入団会見の際、今季の抱負を「1年間、一軍に帯同すること」とおっしゃっていましたね。そのなかには、どんな意味が込められていたのでしょうか。
これまで4年間プレーしてきた(東都)大学野球は、春秋の2シーズンで、夏場はリーグ戦の疲れをいやす時期になっていました。プロのように1年を通してリーグ戦を戦った経験がないので、まず「プロの世界に慣れる」という意味合いも込めて、ケガなく1年間投げ切ることを目標にしたいと思いました。もちろん、「1年間一軍にいる」ということは、あるレベルの成績を残しているという意味でもあります。そこを目指しながら、自分も成長できればいいなと思っています。
――自主トレ、キャンプではまず、どんな学びがありましたか?
練習やトレーニングを大事にしながらも、一方で休息も欠かしてはいけないということですね。「1年間は長いから、新人だからといってあまり飛ばし過ぎないように」と周りの方からアドバイスしていただき、オープン戦に入るまではやや抑え気味に調整。そこから徐々に上げていき、いい状態で開幕に入ることができました。シーズンに入ってからは、心身をケアし、いかにリフレッシュして次の日の試合につなげるかが大事だなとより強く感じています。
――オープン戦では先発とリリーフの両方を経験しました。それぞれ、どんな感触を得ていましたか?
大学時代も先発、リリーフ両方で投げていましたので、肩の作り方など、まずは大学時代の通り試してみました。それから先輩方にいろいろ聞いてみたところ、それほど見当はずれなことはしていなかったので、自分の調整方法で合っていたのかなと思いました。
開幕1カ月で手にした収穫と課題
4月25日、7回に登板した西舘(写真左)は三者凡退に抑え、新人タイ記録の10試合連続ホールド(デビューからは史上初)を挙げた 【写真は共同】
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