五輪レース激化のバドミントン女子ダブルス ジャパンOPで天敵撃破なるか?
選手層が厚い女子ダブルスは7組出場
世界ランク4位の松本/永原ペアをはじめ、今大会女子ダブルスでは7組のペアが出場する 【平野貴也】
五輪出場は最大2組、世界ランク1ケタ3組の巴戦に
まだ五輪レースは序盤だが、最もポイントを稼いでいるのは、ともに身長170センチ台の長身ペア、松本/永原だ。個人戦では出場したすべての大会で8強以上に進出。永原は「結果がすごく悪いわけではないですけど、特に満足できるものではない。もう一つ上に行きたいところで勝ち切れていない。相手が狙っているところに吸い込まれるように打ってしまっているときがある。もっと相手を見て、構えていないところに打ちたい。修正できれば、失点を抑えて勝ったり、競った場面で相手がやりにくい展開にできると思う」と序盤の手応えを語り、進化のイメージを描いていた。
東京五輪前に右ひざの大怪我を負った廣田(左)も少しずつ回復し、五輪レースに向けて手ごたえをつかみつつある 【平野貴也】
僅差の3番手につける志田/松山は、5~6月の大会では出遅れ気味だったが、7月上旬のカナダオープン(BWFワールドツアースーパー500)で上記2ペアとの直接対決を制して優勝。三つ巴の戦いが、ジャパンオープンでどのように変化を見せるか注目される。