五輪レース激化のバドミントン女子ダブルス ジャパンOPで天敵撃破なるか?
後続2組も追い上げに意欲、宮浦は初出場に万感の思い
1年前に結成し、急速に力をつけてきた櫻本/宮浦ペア。初出場となるジャパンオープンで結果を残せるか 【平野貴也】
宮浦は、初出場となるジャパンオープンに特別な思いを抱いている。
「ずっと出場したいと思っていて、出られなかった。ヨネックス所属なので、大会中は販売ブースにはいたけど、そこではなくて試合をしたいと思っていた。どうしても、自分もこの舞台に立ちたいと思い続けてきた。一番、出たかった大会。すごく楽しみ」(宮浦)
攻撃力の高い中西/岩永ペア。「五輪レース後半でチャンスを作りたい」と意欲を見せる 【平野貴也】
日本勢が1勝8敗の天敵・韓国ペアを止められるか
この種目は、世界ランク1位で東京五輪銀メダルのチェン・チンチェン/ジァ・イーファン(中国)が最も高い評価を受けているが、韓国ペアも迫る勢いがある。日本勢が五輪出場権獲得で満足せず、パリでメダルを取るためには、負け続けるわけにはいかない。ジャパンオープンでは、中国ペアが第1、韓国ペアが第2のシード。ホームで臨む日本勢には、上位に進出するだけでなく、両ペアに勝つことも期待したい。