3地区の雄が入り乱れるセミファイナル…王座への挑戦権を得るのは? 試合の注目ポイントを解説!【B MY HERO!】

東地区から2クラブ、中地区と西地区から1クラブずつがセミファイナルに進出 【(C)B.LEAGUE】

 5月12日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」がついに開幕した。初戦を突破して“4強”に名を連ねたのは千葉ジェッツ、アルバルク東京、琉球ゴールデンキングス、横浜ビー・コルセアーズ。はたして、「B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23」の戦いを制し、王座への挑戦権を手にするのはどのクラブなのか。5月16日配信のBリーグ応援番組「B MY HERO!」にて、バスケットボールキング入江美紀雄編集長が試合のポイントを解説した。

クォーターファイナル注目ポイント、実際はどうだった?

クォーターファイナル開催前に番組で紹介した各カードの注目ポイント 【(C)B.LEAGUE】

入江 まずはクォーターファイナルの振り返りから。先週、千葉ジェッツと広島ドラゴンフライズのポイントは「合言葉はフォア・ザ・チーム」と紹介しましたが、両チームともそれに徹していました。そのなかでチーム全体の経験値の差で千葉Jに軍配が上がりましたが、CS初出場ながら健闘した広島もまた、来シーズンが非常に楽しみという印象を受けました。

 島根スサノオマジック対アルバルク東京のポイントは「勝負のカギは"Stop Buford"!」としましたが、3試合連続トリプルダブルという結果が物語る通り、A東京はほとんどペリン・ビュフォード選手を止めることができませんでした。しかし、Game3のラストプレーでは同選手を見事なディフェンスで抑え込み、A東京が勝利。3試合を通じて、最後の最後に“Stop”して見せたのかなと感じました。

 川崎ブレイブサンダース対横浜ビー・コルセアーズのポイントは「河村包囲網を構築せよ!」。実際はコンディション面の問題で河村勇輝選手がベンチスタートとなったため、包囲網を構築するような試合展開にはなりませんでした。その一方で森井健太選手らが活躍するなど、横浜BCがシーズンを通して高めたチーム力で勝利をもぎ取る結果となりましたね。

 琉球ゴールデンキングス対名古屋ダイヤモンドドルフィンズのポイントは「握れ! ゴール下の制空権」でした。まさにその通りの試合になったというべきか、2試合ともリバウンド数とセカンドチャンスポイントで琉球が名古屋Dを大きく上回り、その点で差ができたのかなと。名古屋Dとしては選手の負傷離脱という不運があったのは残念でしたね。

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