ファンが選ぶ「キャンプで見たい若手選手」パ・リーグ投手編は上位10人を見る限り、ルーキー5人、2年目以降5人とバランスよく（？）票を集めた。パ・リーグでは、ポテンシャルを秘めた多くの若手投手がしのぎを削る。今季、大化けする投手があらわれるか？
　1位から順に見ていこう。

　昨年11月、西武にドラフト5位指名された山田陽翔が、得票率17.32％で1位に輝いた。滋賀・近江高の“エースで4番”。2年夏に4強、3年春に準優勝、3年夏に4強と三度、甲子園を沸かせた。甲子園大会通算11勝は松坂大輔（横浜）らに並ぶ歴代5位タイ、通算115奪三振は歴代単独3位を記録。この甲子園でのイメージが、西武ファン以外にも今なお強く焼き付いているようだ。

「近江高校のときから、ずっと応援しています。滋賀県民としては…山田くんの頑張っている姿を見たいです。山田くんを見ると元気をもらいます。よろしくお願いします!!」（以下、カギカッコ内は読者コメント）。西武球団、ファンのみなさま、よろしくお願いいたします。

　2位は得票率15.37％の山下舜平大（オリックス）。一軍公式戦未登板ながら、昨季ポストシーズンから一軍に合流、日本シリーズでベンチ入り登録されたオリックスの秘密兵器だ。それを受け、「CS・日本シリーズで登板こそなかったが、登録されたということは首脳陣からかなり高評価されているということなので、それを実際見てみたい」といった声が相次いだ。