李承信やディアンズが世界を舞台に躍動 過去4年の花園で活躍した選手の今
ラグビー日本代表として活躍する李承信は、大阪朝鮮高3年時に主将として花園に出場した 【斉藤健仁】
「花園から世界へ」というスローガンにもあるように、大会で活躍した選手の中には日本ラグビー界をけん引する存在に成長を遂げたケースもある。数年前に花園に出場した李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)やワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)が桜のジャージーを身にまとい、ラグビー日本代表として存在感を見せている。果たして花園に出場した選手の中から次なるスターは生まれるのか。過去4年で高校時代に花園で活躍した選手たちの“今”に迫った。
大阪桐蔭を優勝に導いた高本幹也は帝京大でも主力
花園で大坂桐蔭を優勝に導いた高本は、現在は大学選手権を制した帝京大の主力だ 【斉藤健仁】
18年度に高校2、3年生だった選手は現在、大学3、4年生で各大学の中軸を担っている。4年前、「白い旋風」こと大阪桐蔭が初優勝を飾ったが、優勝を決めたタックルが印象的だったCTB高本幹也、主将のCTB松山千大、高校2年だったPR江良颯とNO8奥井章仁の4人は、現在は帝京大の主力だ。
昨季の帝京大の大学選手権優勝に貢献、さらに今季も連覇を狙っている。高本は2年時からSOのレギュラーとして「紅い旋風」を率いており、高校2年時から高校日本代表に選出されたHO江良、FL奥井の2人も将来を嘱望されている。他にも当時高校2年だったSH萩原周、FB嘉納一千もそれぞれ明治大、同志社大で躍動しているように、近い将来、多くの選手がリーグワンで活躍するはずだ。
また18年度大会でベスト4に入った東福岡(福岡)のNO8福井翔大は、大学を経ずにそのまま埼玉パナソニックワイルドナイツに進み、昨秋、日本代表に選ばれた成長株だ。
紆余曲折を経て同年代一の出世頭となった李承信
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