小林大悟「オファーがなければ引退」 米国で9年間プレーした元代表MFのいま
今夏に米国で移籍先が決まらなければ引退の意向だと話す小林 【栗原正夫】
2022年5月、都内の待ち合わせ場所に姿を見せると、小林大悟(39歳)はそう切り出した。
03年にワールドユース(現U-20W杯)に出場し、06年にはオシムジャパンで代表キャップを刻んだ小林のキャリアは少し特殊だ。東京ヴェルディ、大宮アルディージャを経て、09年1月にノルウェーのスタバエクへ移籍すると、ギリシャのイラクリスと欧州の2クラブでプレー。その後11年に清水エスパルスに加入しJリーグ復帰を果たしたが、13年に今度はMLS(メジャーリーグサッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍するなど昨季まで約9年間、アメリカとカナダのチームを渡り歩いてきた。
19年以降はMLSに次ぐ2部相当のUSLチャンピオンシップ(以下USL)のバーミンガム・レギオンFC(アラバマ州)に所属していたが、昨季限りで契約が切れ現在はフリーとなっている。
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バーミンガムに残りたかったが……
主にボランチとしてMLSで128試合、USLで75試合にプレーしてきた 【本人提供】
小林自身、今季もバーミンガムでプレーする気でいたが、シーズン開幕前に突如、プレーする場所を失ったということである。だが、そんな状況に心のどこかでホッとしているともこぼす。アメリカには単身で渡っていた。今夏、5歳になる息子さんと一緒に暮らせると思えば、安堵感があるのも偽らざる思いだという。
日本でプレーする可能性についてはどう考えているのだろうか。いまや選手寿命が延びたことに加え、Jクラブやそこを目指すクラブの増加の影響もあって、元代表選手が下部リーグを含めた様々なカテゴリーでプレーするのも珍しくない時代である。
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