【識者が選ぶ】日本代表のラストピース カタールW杯に連れて行くべき4選手とは?
7大会連続のW杯出場を決めた森保ジャパン。半年後に迫った本大会に向けて、新たに加えるべき選手は? 【写真:森田直樹/アフロスポーツ】
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MF斉藤光毅(ロンメル)「A代表からパリ五輪」を体現し得るタレント
20年12月にロンメルに移籍した20歳の斉藤。パリ五輪代表のエースとしても期待がかかる 【写真は共同】
チーム戦術やプレー分析を得意としており、その対象は海外サッカーから日本の育成年代まで幅広い。ウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を配信中。著書に『サッカー観戦バイブル』『サッカーの見方が180度変わるデータ進化論』など。
ラストピースという基準で言えば、やはり個人で何か違いを生み出せるタレントであることが絶対条件になる。
真っ先に浮かぶのは斉藤光毅だ。横浜FCからベルギー2部のロンメルに移籍したが、しばらくケガに悩まされていた。しかし、大岩剛監督が率いるパリ五輪世代のU-21日本代表に招集されると、10番を背負ってドバイカップの3試合全てに先発し、カタール戦でゴール。非公式の大会ながらタイトル獲得に大きく貢献した。
復帰後はロンメルでも好調さをアピールしている。スピードとテクニックを生かしたドリブルに加えて、ゴール前で意外性のあるタイミングのラストパスやシュートを繰り出す。明るく前向きなキャラクターで、これまで飛び級で選ばれた上の代表チームでも、先輩の選手をイジっていたという話も聞く。
また大岩監督は「A代表からパリ五輪」というテーマを掲げて選手たちに伝えているが、その意欲を人一倍出しているのが斉藤だ。アンダー世代で久保建英と一緒にプレーした経験も強みになる。そのほかA代表の合宿に招集された鈴木唯人(清水エスパルス)や荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)など、対戦国のスカウティングにあまりかからないフレッシュな若手から、違いを生み出す武器を持った選手がひとりは必要だ。
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