ワールドカップ・アジア最終予選「日本vs.ベトナム」ユーザー採点

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サッカー日本代表は29日、ワールドカップ・アジア最終予選の最終戦を行い、ベトナムと1-1で引き分けた。
スポーツナビでは、日本代表へのユーザー採点を実施。ファンは選手、監督をどのように評価しているのか?
※採点は10点満点

順位 Pos. 選手名  採点
1 DF 吉田麻也 6.3
2 MF ※伊東純也 6.0
3 MF ※田中碧 5.9
4 MF 三笘薫 5.8
5 DF 谷口彰悟 5.4
6 MF ※守田英正 5.3
7 FW 上田綺世 5.2
8 DF 山根視来 5.1
9 MF 原口元気 5.0
10 MF 旗手怜央 5.0
11 MF 久保建英 4.9
12 MF ※南野拓実 4.9
13 DF 中山雄太 4.9
14 MF 柴崎岳 4.3
15 GK 川島永嗣 4.2
16 監督 森保一 3.5

※は途中出場

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寸評

苦しい試合展開の中で、同点ゴールを決めた吉田がトップとなった(写真:ロイター/アフロ)

 23日のオーストラリア戦で勝利し、7大会連続7度目のワールドカップ(W杯)出場を決めていた日本。最終戦となるベトナムとの一戦では、本大会に向けて新戦力を探るべく、前節からスタメンを9人変更。ただ、前半20分にコーナーキックからまさかの失点を喫すると、後半9分にDF吉田麻也の得点で追いつくも、それ以降は決定機を決め切れず。やや消化不良感の残る最終戦となった影響か、ユーザーからの採点もやや厳しいものとなった。

 6.3でトップとなったのは、同点ゴールを決めた主将の吉田。この最終予選では1勝2敗の崖っぷちからスタートし、そこから6連勝を飾った形となったが、抜群のキャプテンシーを発揮してチームをまとめ続けたのが吉田だった。故障による欠場もあったが、このベトナム戦でも自らボールを奪い、運び、そして得点を決めるなど、自らの姿勢で勝利への意欲を示した。約半年後に控える本大会でも、日本の中心となるのは間違いない。

 2位には6.0でMF伊東純也が入った。最終予選で日本の歴代最多に並ぶ4試合連続ゴールをマークしたスピードスターは、途中出場となったこの試合でも積極的な仕掛けで攻撃を活性化。続く3位に入ったのも、途中出場のMF田中碧。トップ3に入ったのはいずれも今大会を支えた主軸のメンバーであり、ユーザーからの信頼もしっかりとつかんでいるといえる。

 スタメンのチャンスを得たMF旗手怜央やMF久保建英は、リードを許す試合展開になったこともあり、ともに途中交代。ユーザーからの採点も、ともに5点前後と厳しいものになってしまった。昨年行われた東京五輪では主力として活躍した若い2人は、本大会までにどれだけの成長を見せられるか。

 最後に、最終戦を白星で飾れなかった森保一監督への評価は、3.5と非常に厳しいものとなった。ただ、プレッシャーのかかる序盤からチームを立て直し、いまや至上命題となっているW杯の切符を今大会で勝ち取ったのも事実。本大会では、この試合での厳しい見方を吹き飛ばすような采配を期待したいところだ。

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