パ・リーグ新外国人「期待度ランキング」1位はMLB本塁打王並みのパワーの持ち主
3位:ヌニエス(日本ハム/内野手)
昨年はメジャーでは14試合の出場にとどまった。3Aでは2チームでプレーし、21本塁打、68打点。打率は.268、出塁率は.360だった 【写真は共同】
ポジションは一塁か三塁。肩は強いが、守備はそれほど得意ではなく、かつて日本ハムに在籍したレアード(現ロッテ)と攻守とも似ている。レアードの1年目は、打率.231と出塁率.301ながら34本塁打。率の低さに目をつぶって起用すれば、これに近い本数は打てるはずだ。
2位:エンス(西武/投手)
昨季は4年ぶりにメジャーのマウンドに立ち、評価に値するパフォーマンス。西武ではドラ1ルーキーの隅田とともに、チームに不足している先発左腕として期待される 【Photo by Julio Aguilar/Getty Images】
平均94マイル(約151.2キロ)の4シームと平均86マイル(約138.4km)のカッターを両輪に、チェンジアップとカーブを時折交える。三振を奪うだけでなく、制球も悪くない左腕として、ローテーションの一角を担える。昨年メジャーでは9登板ともリリーフながら、白星を挙げた2試合はいずれも4イニングを投げた。
1位:ギッテンス(楽天/内野手)
ヤンキースにドラフト指名され、7年目の昨季に念願のメジャーデビュー。左の短・中距離打者が並ぶ楽天打線で、浅村と並ぶ右の主砲となれるか 【写真は共同】
投球を選ぶので三振も多くなるのはやむを得ないが、引っ張るだけでなく逆方向へ飛ばすこともでき、いきなり本塁打王を獲得しても不思議ではない。一塁の守備もうまく、起用はDHにとどまらない。
(企画構成:YOJI-GEN)