クリスタル・パレスとの激闘の末に引き分け|アストン・ヴィラ

アストン・ヴィラFC
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【©︎AstonVilla】

後半の追い上げも実らずパレスと2-2のドロー

アストン・ヴィラは、ホームでのクリスタル・パレス戦に臨み、白熱した攻防戦の末、2-2の引き分けに終わった。

試合は開始早々の4分、パレスのサールがヴィラの高いラインを突き、裏に抜け出すと、ヴィラGKマルティネスとの1対1を冷静に決めて先制。アストン・ヴィラは早々にリードを許し、試合の流れを引き寄せられる形となった。

前半20分までにパレスは何度かカウンターから好機を作り、ヴィラもセットプレーやワトキンスを中心に得点のチャンスを伺う。28分にはベイリーがハーフライン付近から左足で鋭いパスを前線のワトキンスに送り、ワトキンスが相手ディフェンダーを巧みに交わしてシュートを放つが、パレスのGKが見せた好セーブに阻まれ、同点には至らなかった。

36分、ヴィラがついに同点に追いつく。中央でボールを受けたマッギンが前方を見据えてパスを出すと、ワトキンスが空いていたスペースに飛び出し、完璧なタイミングでボールを受け取る。冷静にGKをかわし、ゴールを決めて1-1に追いついた。

前半終了間際の45分、ワトキンスが獲得したPKをティーレマンスが蹴るも、相手GKが見事に止め、リードするチャンスを逃す。その直後、パレスは一瞬の隙を突き、デベニーがゴール前に転がってきたボールを冷静に決め、再びリードを奪う。ヴィラは前半を終えて、1点ビハインドのまま後半へと向かった。

後半が始まると、ヴィラは立て続けにセットプレーとカウンターから得点のチャンスを作るものの、ゴールには繋がらない。70分を過ぎ、両チームは再びカウンターから何度も好機を作り出し、激しい攻防が繰り広げられるが、得点には結びつかず、試合の行方は依然として分からなかった。

そして77分、ヴィラに待望の同点ゴールが生まれる。ティーレマンスが左側から絶妙なコーナーキックを供給し、バークリーが見事なヘディングでゴールを決め、2-2の同点に。

その後、両チームは最後までゴールを目指して戦ったものの、決定的なチャンスは生まれず、試合はそのまま終了。アストン・ヴィラはホームで引き分けに終わり、3ポイントを逃す結果となった。

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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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