パ・リーグ新外国人「期待度ランキング」1位はMLB本塁打王並みのパワーの持ち主
7位:ガント(日本ハム/投手)
カーディナルスとツインズでプレーした昨季は、39登板のうち21試合で先発。5勝11敗、防御率は4.09だった 【Photo by Adam Glanzman/Getty Images】
91〜92マイル(約146.4〜148.0キロ)のシンカーでゴロを打たせ、スッと沈むバルカンチェンジで空振りを奪う。タイプとしては、グラウンドボーラーだ。球種は多く、カッター、4シーム、カーブ、スライダーも用いる。制球はあまり良くなく、走者を背負うことが少なくない。自滅せず、コンスタントに5〜6イニングを投げれば、及第点ではないだろうか。
6位:アルカンタラ(日本ハム/内野手)
スイッチヒッターという点も含め、さまざまな起用ができそうだ。選手時代の新庄剛志監督のように、成績以上のインパクトを残す可能性もある。
5位:オグレディ(西武/外野手)
左打者ながら、左投手を苦にしていない。守備は外野3ポジションと一塁。スパンジェンバーグが1年目に記録した、15本塁打と12盗塁はクリアできるはず。アベレージを多少犠牲にすれば、本塁打はプラスアルファもあり得る。
4位:ビドル(オリックス/投手)
38歳となったクローザーの平野を含め、オリックスのブルペンは不確定要素が多い。同じ救援左腕では成長株の富山などがいるが、チャンスは十分あるはずだ 【写真は共同】
スリークォーターの角度から、スピンの効いた4シームに、カーブとスライダーを投げる。多くのゴロを打たせ、奪三振も少なくはない。ただし、与四球も割と多め。すべりにくい日本の使用球が制球の改善につながるかもしれず、そうなれば勝利の方程式の一員になれそうだ。