<国内男子ゴルフ>カシオ⇒シリーズへ。賞金王の可能性を残したのは6人。ついに最終決戦へ

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【左上段から平田、金谷、今平、左下段から岩田、木下、石川。チャンスは6人©JGTOimages】

賞金レースと賞金シード争い「カシオワールドオープン」⇒賞金レース決着へ「ゴルフ日本シリーズJTカップ」

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賞金シード争いは、先週の「カシオワールドオープン」で決着したが、賞金レースは今週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にもつれ込む。

V賞金4000万円、2位2000万円の頂上決戦で可能性を残したのは6人。

賞金1位 平田憲聖 1億1124万870円
賞金2位 金谷拓実 1億955万1222円(288万9657円差)
賞金3位 今平周吾  9411万707円(1833万172円差)
賞金4位 岩田寛   9313万902円(1930万9977円差)
賞金5位 木下稜介  8837万595円(2407万284円差)
賞金6位 石川遼   8596万510円(2648万369円差)


先週の予選ラウンドは、平田と金谷が同組に組まれた。

追われる平田は、「金谷さんと一緒に回れてむしろ良かった」と、目の前に相手がいるからこそ冷静になれた部分もあったそうだ。

でも、組が離れた3日目は序盤、金谷が猛攻を見せた場面で「おっ…」。
一瞬、心がざわつくところもあったが、「意識しちゃうとダメ」。
すぐに平常運転、ポーカーフェイスを作り直せた。

今季は、全24試合にエントリーして、これまで4勝を挙げながら、ついに全試合で決勝進出を果たした。

「痛いところはどこもないですけど、自分で気づかないところで連戦の疲れはあるのかな。でも、全試合出場は自分で決めたこと。試合に出たほうが、得るものも大きいので」と、日々成長を重ねてきた。

金谷らとのレースも、「楽しめています。凄くいいメンタルで出来ています」と、先週は大会16位で賞金1位を守ってシーズン最終戦へ。


追う金谷は、先週の「カシオワールドオープン」で、ちょうど1年前に思いを馳せていた。
「早いですね、1年。もう1年が経ちました」と、最終戦を待たずに中島啓太(なかじま・けいた)に初戴冠を譲り渡した昨年大会を思い出していた。

さらにさかのぼれば3季前。
プロ転向の20ー21年も、最後まで懸命に初冠を追ったが、チャン・キムに779万6198円差で逃げ切られて、その年は2位だった。

3度目の正直へ。
試合に入れば相手のことも、優勝スコアも、「どっちも見ない」と、いつでもどこでも「自分らしく」と一心不乱。
先週最終日は結局、平田と同順位で終了し、差を1円も縮められなかった。
「悔しいラウンドになりましたけど、粘り強くプレーはできた。切り替えて、最後にしっかり出し切れたらいい」。


先週のVの岩田は「あんまりやることは変わらない。僕のままでいきます」と、ひょうひょうと賞金レースに割って入った。

今週の出場選手は30人。
チャンスを残してやってくるのは上位6人。
ついに今年も残り4日。

決着の時が来た。

📺中継スケジュール
◆日本テレビ系全国ネット
11月30日 15:00~16:25 22局ネット(VTR)
12月1日 15:00~16:55 31局ネット(VTR)

◆CS放送
日テレジータス
11月28日 13:45~15:45 18番ホール
11月30日 8:30~12:30 前半ホール
12月1日 8:30~12:30 前半ホール

◆日テレニュース24
11月29日 9:00~15:15 前半~後半ホール
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