今季躍進のフランクフルトを支えるMF 鎌田大地は異能のプレーメーカー
中盤の創造者
チームのコンダクターとしての存在感を示す今季の鎌田 【Photo by Matthias Hangst/Getty Images】
今季好調を維持した時期のフランクフルトは昨季までのカウンターサッカーからバリエーション豊かなアタックを有するチームへと変貌を遂げた。単純なフィードやアバウトなアーリークロスだけではゴールはおぼつかない。アタッキングサードでの緻密な攻撃構築、これこそが中位から脱却してチームがベースアップする最良の手段だと誰もが理解していた。そして今季、その変革の担い手となった選手たちがいる。ひとりは中盤のコンダクターとして蘇った長谷部、もうひとりは今季途中にセリエAのナポリから電撃的に加入したユネス、そしてもうひとりは、ブンデスリーガの世界で特異な才能を発揮する日本のプレーメーカー、鎌田大地である。
しかし、件のシュツットガルト戦は鎌田が不在だった。彼は腰痛でチームに帯同せず、アディ・ヒュッター監督は苦渋の決断でFWのシルバとヨビッチに2トップを組ませる布陣を組んだが、これによってチームは中盤の創造力を失ってしまったのである。
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