【ノンフィクション】シント=トロイデン買収の真相 第9回 日本国内における重要なミッション
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繰り広げられる他クラブとの“空中戦”
STVVはプレーオフ1進出に向けて邁進していたが…… 【(C)STVV】
2月10日に行われた25節のワースラント=ベフェレン戦では、1月18日にSTVVに加入したばかりの長身ストライカー、木下康介が途中出場でデビューを果たし、決勝ゴールを決めてみせる。
この頃、鎌田大地のゴールラッシュには陰りが見えたものの、パートナーを務めるヨアン・ボリが2月25日、27節のシャルルロワSC戦でハットトリックを決めるなど、チームはプレーオフ1進出に向けて邁進していた。
だが、そんな時期に思わぬ方向から横槍が入る。
リーグから「プレーオフ1では人工芝のスタジアムは使用できないという条項を検討する」という発表がなされたのだ。
ベルギーリーグの会長は、「ビッグ5」と呼ばれるアンデルレヒト、KRCへンク、KAAヘント、スタンダール・リエージュ、クラブ・ブルージュの会長が持ち回りで務めている。6席ある議席もその5クラブが5席持っており、すべての決定が「ビッグ5」に有利に働くような仕組みになっている。
STVVのホームスタジアムであるスタイエンのピッチは人工芝。STVVの存在が「ビッグ5」にとっての驚異となり、嫌がらせを仕掛けてきた、ということだろう。
「シーズン中も人工芝のピッチに対して、われわれはずっと文句を言われてきました」
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