【ノンフィクション】シント=トロイデン買収の真相 第7回 選手だけではない日本人の活躍
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苦戦を強いられた18-19シーズンの序盤
冨安(左)、遠藤らが加わったものの、18-19シーズンの序盤は苦戦を強いられた 【(C)STVV】
STVVのCEO(最高経営責任者)を務める立石敬之と、指揮官のマーク・ブレイスである。
週に2、3回のミーティングは、2人にとって欠かせないものとなっていた。ブレイスが明かす。
「ランチのときもあれば、ランチ以外のときもある。街中のレストランで話すこともある。このクラブで気に入っているのは、CEOと直接コンタクトが取れること、しかも、サッカーの話がちゃんとできることだ。普通、会長やCEOはサッカーのことなんて何も分かっていないものだからね」
もっとも、7月29日に開幕した2018-19シーズンのジュピラー・プロ・リーグで、STVVは苦戦していた。
サークル・ブルージュとの開幕戦では冨安健洋がフル出場を飾ったが、0-0の引き分けに終わる。続く強豪KRCへンクとの一戦は「クオリティーの高い選手だということはすぐに分かった」とブレイスが評価した遠藤航が途中出場でデビューを飾り、初ゴールまで奪ったものの、1-1で引き分けた。
さらにスポルティング・ロケレン、ワースラント=ベフェレンとも引き分けると、スタンダール・リエージュには2-3と競り負け、5節を終わった時点で4分け1敗の11位に沈んでいた。
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