トップ20の勢力図に変化 錦織世代は苦戦、台頭する「次世代」「遅れてきた男たち」
BIG4に、ネクストジェネレーション、遅れてきた男たち……。錦織のライバルは強敵ぞろいだ 【Getty Images】
当時「ヤングガンズ」と呼ばれた錦織の世代も29歳になった。悲願のグランドスラムタイトルをつかむためには「BIG4」だけでなく、急速に力を伸ばしてきた新世代の「ネクストジェネレーション」、さらには「遅れてやってきた男たち」を倒さねばならない……。
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旧ソ連の流れをくむ「次世代」の旗手たち
そして現在「ネクストジェネレーション」と言われるこの世代のトップを走るのは、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク5位/22歳)とステファノス・チチパス(ギリシャ/6位/20歳)だ。
ズベレフは17年に大きく飛躍。5月のイタリア国際の決勝で、ジョコビッチを破り、マスターズ初優勝を決め、20歳で世界ランクトップ10入りを果たした。その後、18年ATPファイナルズで、フェデラーとジョコビッチに勝って初優勝。今シーズンはさらなる飛躍が期待されるが、課題はメンタル面。また、グランドスラムでの最高成績は18年全仏オープンのベスト8で、4回戦進出も2回とランキング4位としては少しさみしい。
チチパスは18年に10代でトップ50入りすると、その年のウィンブルドンで4回戦進出。8月のロジャーズ・カップではジョコビッチら、トップ10の選手を4人破り準優勝。11月のNext Gen ATPファイナルズで優勝すると、その勢いのまま、19年1月の全豪オープンでフェデラーらを破り、初のグランドスラムでベスト4に進出した。こちらもズベレフ同様、20歳でトップ10入りを果たしている。
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