宝塚はポリシー不変更サイモン逃げ 「競馬巴投げ!第171回」1万円馬券勝負
今週は栗東で「ずぶ濡れおじさん」そのものに
ふと横を見ると、コースで「6」番宝塚ゼッケンを着けた馬がキャンターをやっている。
「サトノダイヤモンドとちがうんか!」
思わず声が出て、ここでしばし考える。このまま苦労して坂路上まで徒歩で行くより、コース追いの馬をスタンド前で待っていた方が効率がいいんじゃないか。
しかし、好結果ではなかった。コースに入る前の広い下見所というのは、馬に寄っていって撮影すると、馬が驚くことがあるので、「カメラマン・ポジション」というのが遠くにあって、そこから望遠レンズで撮れということになっていて、そこに行ってみたんだけど、猛烈な雨で、前に置いてある砂袋を越えて水が濁流のように溢れてくる。
「堤防決壊や!」
また仰々しい声が出る。おまけに「宝塚ゼッケン馬」は全然来ない。
諦めて、失意のなか、調教スタンドの屋根の下に戻る。もう「ずぶ濡れおじさん」そのものだ。
そんなことで、今週水曜の写真は調教後のサトノダイヤモンドだけです。まあ幸い、古馬の場合は昔の写真がいっぱいあるので、それを枠順の早い順に出すので、それでお慰みにしてください。
[写真1]は今週撮れた唯一の馬サトノダイヤモンド。ファン投票一位も、昨年の阪神大賞典以降、凱旋門賞も含めて勝ちがない。目標キタサンブラックが引退して、もう一つ燃えるものがないのかなあ。池江調教師の会見も、もう一つ歯切れが悪かったように思える。
[写真2]は常に安定した成績は残しているものの、こちらも勝利から遠ざかっているミッキーロケット。昨年の大阪杯週の撮影だ。
[写真3]はストロングタイタン。池江調教師の会見ではサトノダイヤモンドより、むしろこちらの方が快活な喋りだった。前走鳴尾記念の走りが快心だったようだ。昨年2月の撮影だ。
[写真4]ダンビュライト 【写真:乗峯栄一】
[写真5]ヴィブロスと友道調教師 【写真:乗峯栄一】
[写真6]サイモンラムセス 【写真:乗峯栄一】
[写真7]スマートレイアー 【写真:乗峯栄一】
[写真8]キセキ 【写真:乗峯栄一】