宝塚はポリシー不変更サイモン逃げ 「競馬巴投げ!第171回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

ベテラン小牧太が逃げで一発!

 橋口弘次郎調教師が定年引退してから、坂路でもあまり姿を見なくなったし、何となく元気がないのかなあと思ってしまう小牧太だが、小回り園田で鍛えた逃げテクニックは一流だ。8歳になって初めてGIに挑戦する馬に50歳になったベテラン小牧太が乗って一発出さないか。少なくとも直線半ばまでは「コマキー」と大声を出せる。サイモンラムセスと小牧太の逃げに賭ける。

 あと、同じように地味な存在ながら、確実に地力の上がっているノーブルマーズにも期待する。個人的には、この2頭から馬連流してみる。

 単(11)サイモンラムセスに千円。三連単軸(11)、ヒモに(2)ノーブルマーズ、(4)ミッキーロケット、(16)キセキ、(10)ヴィブロス、(8)ダンビュライト、(5)ストロングタイタンの6頭ボックス90点各百円。総計1万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2018春の陣

<今週の1万円勝負(宝塚記念)>
単勝(11)サイモンラムセス×1,000円
3連単(11)サイモンラムセス1頭軸マルチ→(2)(4)(16)(10)(8)(5)[90点]×100円=9,000円

<前回の1万円勝負(安田記念)>
単勝(4)アエロリット×1,000円⇒ハズレ
3連単(4)アエロリット1頭軸マルチ→(14)(15)(1)(2)(5)(11)[90点]×100円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−2万9,490円−1万0,000円=−3万9,490円

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【(C)あおぞら書房】

乗峯栄一著
あおぞら書房
2018年6月26日発行

[内容]
ファンからは「日本一当たらない予想屋」と指さされ、調教師からは「あんたに本命にされたら勝てへん」とからかわれながら、それでも明るい競馬ライター稼業四半世紀。歴史、文学、生物学、物理学、心理学……カネにならない怪しい知識と競馬をハイブリッドした超絶技巧をお楽しみください。乗峯ファンにはおなじみのエロ話ももちろん健在です。連載10年を超えた『週刊競馬ブック』の人気コラム「理想と妄想」から厳選し、書き下ろしも多数加えました。競馬初心者も楽しめます!!

[著者コメント]
6月26日、ぼくとしては15年ぶりに新刊本が出ます。
『競馬妄想辞典』(あおぞら書房)。ただの競馬辞典じゃありません。妄想の辞典です。なかなか全国書店までは回らないと思いますが、ネット通販などで、よろしくお願いします。

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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