もっと注目クラレント 「競馬巴投げ!第124回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

安田記念出走の関西馬の写真説明から

[写真6]一昨年のマイルCS馬ダノンシャーク、怖い1頭だ。 【写真:乗峯栄一】

 そんなことで、いつもの写真説明から。GIゼッケンは2週前から装着するので、先週、ダービー出走馬と一緒に安田記念出走馬もかなり撮ったつもりでいたが、調べてみると関西馬3頭しか撮れていない。

 まあ、全体で12頭、関西からは6頭しか出走しないから、仕方ないところもあるが。残り3頭の関西馬は古い写真を出してみます。

[写真1]はフィエロ。ヴィクトリアマイルをストレイトガールが勝ち、目黒記念をクリプトグラムが勝って、藤原英厩舎は上昇機運にある。昨秋のマイルCSはモーリスを追いかけて惜しい2着になっている。

[写真2]は昨年惜しい3着のクラレント、[写真3]はレッドアリオンで、この2頭は橋口慎介勢だ。共に、今春、お父さんの橋口弘次郎厩舎から引き継いで初めてのGIとなる。

 ここからあとは古い写真になる。

[写真4]は14年2月、共同通信杯出走の頃のサトノアラジン。ジリジリ強くなってきた感がある。

[写真5]は昨年ダービー週のリアルスティール。何と言っても前走のドバイGIが輝かしい。モーリスに勝っても不思議はない戦績だ。

[写真6]は今年4月、前走マイラーズC前のダノンシャークだ。フィエロ、クラレントに先着の2着だから怖い一頭ではある。

小牧太が最内から一発クラレント

 で、予想だが、単勝1倍台のモーリスはどうしても軸にする気になれず、目移りしたが、クラレントはどうしてこんなに人気がないんだろう。去年の安田記念はモーリスから差のない3着。東京競馬場には特に相性がいい。NHKマイルでもカレンブラックヒルの3着と好走した。3歳の頃からGI候補と言われながら、あと一歩で涙を飲んできた。7歳になって花咲く馬もけっこういる。最内枠に入ったが、経済コースをさばくのは小牧太の得意技だ。

 単(1)クラレント千円。

 大穴ゆえに、ちょっとひねらせてもらって、三連単頭(1)固定、ヒモに(8)モーリス、(11)リアルスティール、(7)サトノアラジン、(10)フィエロ、(6)ロゴタイプ、(3)ロサギガンティアの6頭ボックス30点を各2百円で6千円。

 三連複軸(1)、ヒモに同じく(8)(11)(7)(10)(6)(3)で合計15点を各2百円で3千円。

 総計1万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2016春の陣

<今週の1万円勝負(安田記念)>
単勝(1)クラレント×1,000円
3連単(1)クラレント1着軸固定→(8)(11)(7)(10)(6)(3)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(日本ダービー)>
単勝(10)スマートオーディン×1,000円⇒ハズレ
3連単(10)スマートオーディン1着軸固定→(3)(12)(1)(14)(8)(5)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−28,920円−10,000円=−38,920円

2016春のGI複勝コロガシ結果

高松宮記念………複勝(6)ミッキーアイル×1,000円⇒的中(×1.5倍)=1,500円
桜花賞……………複勝(13)ジュエラー×1,500円⇒的中(×2.4倍)=3,600円
皐月賞……………複勝(3)マカヒキ×3,600円⇒的中(×1.6倍)=5,760円
天皇賞・春………複勝(8)シュヴァルグラン×5700円⇒的中(×2.4倍)=13,680円
NHKマイルC………複勝(15)ストーミーシー×13,600円⇒ハズレ

<「目標10万」復活ミニ複コロ>
ヴィクトリアM…複勝(15)ショウナンパンドラ×1,000円⇒的中(×1.7倍)=1,700円
オークス…………複勝(11)エンジェルフェイス×1,700円⇒ハズレ(終了)

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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