悪童・ネリが独占取材をドタキャン!? 前代未聞の“問題児挑戦者”の素顔とは

杉浦大介
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井上との東京ドーム決戦に向けて調整するネリ。圧倒的不利の下馬評を覆せるのか 【写真は共同】

 5月6日は日本ボクシング界にとって特別な1日となるだろう。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元2階級世界王者で現WBC同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)が東京ドームで激突する。日本が誇る史上最強のモンスター・井上と対峙するネリは、かつてWBC世界バンタム級王者に君臨していた山中慎介(帝挙)を引退に追い込んだ日本人にとってはまさに“因縁の相手”だ。

 過去の出来事から何かと問題児としての印象が先行するネリだが、井上との5.6決戦を前にしても“ネリ節”は留まることを知らない。すべてのボクサーが敬意を払う存在にまで登り詰めた井上ですら「本当に過大評価されていると思う」とバッサリ切り捨てている。そんな悪童の名をほしいままにするネリとは、どんな男なのだろうか。恐れを一切知らない、太々しい挑戦者の素顔に迫る。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本で大学卒業と同時に渡米し、ニューヨークでフリーライターに。現在はボクシング、MLB、NBA、NFLなどを題材に執筆活動中。『スラッガー』『ダンクシュート』『アメリカンフットボール・マガジン』『ボクシングマガジン』『日本経済新聞・電子版』など、雑誌やホームページに寄稿している。2014年10月20日に「日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価」(KKベストセラーズ)を上梓。Twitterは(http://twitter.com/daisukesugiura)

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