識者が選ぶ「花園ベスト15」 第104回大会で輝きを放った選手たちは?

斉藤健仁
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有望な選手の多かった右PRの中でも、ボールキャリーと体格で平山風希(大分東明)は逸材 【写真/斉藤健仁】

 1月7日(火)、いよいよ大阪・東大阪市花園ラグビー場で104回目の「花園」こと全国高校ラグビー大会の決勝戦が行われる。決勝に進んだのは、昨季王者で連覇のかかる「東の横綱」ことAシードの桐蔭学園(神奈川)と、大阪勢としては最多タイの7度目の優勝を目指す「仰星」ことBシードの東海大大阪仰星(大阪第2)だ。ファイナル前に今大会の個人的な「ベスト15」を選出してみた。

PR(プロップ)〔1、3番〕、HO(フッカー)〔2番〕

 まずは「1」番の左PRからだ。大阪桐蔭の原悠翔(3年)、天理の東尾颯太(3年)、常翔学園の荒玉龍之介(3年)らがいたが、総合力の高い桐蔭学園の石原遼(3年)を選出した。

 続いて有望な選手が多かった「3」番の右PRだ。常翔学園の佐々木大斗(3年)、高鍋の津曲勇紀(3年)、大阪桐蔭の川相喜由(3年)らがいたが、ボールキャリーと体格に長けた大分東明の平山風希(3年)を推す。U19日本代表の本山佳龍(長崎南山3年)らと世代トップのPRとして成長してほしい逸材だ。
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著者プロフィール

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーとサッカーを中心に執筆。エディー・ジャパンのテストマッチ全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」、「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー「観戦力」が高まる」(東邦出版)、「田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由」(ガイドワークス)、「ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版)、「エディー・ジョーンズ4年間の軌跡―」(ベースボール・マガジン社)、「高校ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版)、「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「はじめてでもよく分かるラグビー観戦入門」(海竜社)など著書多数。

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