【J1第36節 番記者通信簿】総合評価上位は3クラブ 浦和、G大阪は『興奮度』MAX評価に
【画像提供:エル・ゴラッソ】
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【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度
【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価
【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点
それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。
A+ランク 浦和(総合評価点:44)
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【総評】試合序盤のあまりの劣勢は各項目の減点対象となるが、前半途中以降はがらりと印象が変わってくる。継続性・発展性はともかく“らしさ”は見せたし、各選手の個性やスモールグループのコンビネーションも存分に出た。絶望的な序章からの圧勝劇、原口元気の復帰後初ゴールでの大団円など、エンタメとしては満点のゲーム。
A+ランク 町田(総合評価点:44)
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【総評】ターゲットマンのオ・セフンが相手とのエアバトルを制し、そのセカンドボールを回収したエリキが推進力を生かして背後を攻略。実際にこのアプローチで先制したように、ターゲットマンを最大限に生かす戦い方が快勝につながった。先制後は攻守両局面でFC東京を圧倒。球際の強さもよみがえった印象だ。
A+ランク G大阪(総合評価点:43)
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【総評】後半で2点をリードしながらも、パワープレーを含めた磐田のロングボール攻勢にバタつき、失点を重ねたのは大きな反省点。堅守がベースのチームだけにスタイルを発揮したとは言いがたいが、土壇場で打ち合いを制する力と、あきらめないメンタルを発揮する戦いぶりはまさに“ザ・ガンバ”。興奮度は満点と評価した。
A-ランク 横浜FM(総合評価点:42)
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【総評】7試合ぶりの白星で、J1残留を確定させた。80分に生まれた決勝ゴールは4人が有機的に絡んで左サイドを完璧に崩し、高速クロスをニアに走り込んだアンデルソン・ロペスが豪快に叩き込んだ。強いときの横浜FMの象徴である “クロス”、“ニア”、“終盤の強さ”の3点セットが表れた久々の制勝だった。
A-ランク 新潟(総合評価点:41)
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【総評】各項目はおおむね悪くないが、数字どおりの結果にはつながらなかった。守備はセットプレー以外はピンチをつぶすことができた。攻撃はアタッキングサードまではボールを運べたものの、フィニッシュの迫力と精度を欠いた。後半に交代策で修正し、終盤の同点劇で『興奮度』も結果的にプラス。1失点は起こり得るので複数得点が欲しい。