【J1第36節 番記者通信簿】総合評価上位は3クラブ 浦和、G大阪は『興奮度』MAX評価に
B-ランク 名古屋(総合評価点: 29)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】ルヴァンカップ優勝直後の難しい試合。前半と、相手に退場者が出た58分以降では違う展開になった。数的優位な状況でも失点をしないことを優先したことで、サポーターを喜ばせる結果にならず、ゴールに迫る場面も多くはなかった。
B-ランク 神戸(総合評価点: 28)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】早い時間帯の得点は見事だが、その後は相手のポゼッションに苦しむ。敵陣に押し込んで戦うことが信条の中、自陣でしのぐ展開が最後まで続き、最終盤に許した同点ゴールもその延長線上にあったと捉えられる。ただ、ゴール前の粘り強さも神戸の持ち味であり、劣勢下でも球際の執念など全員で戦うメンタリティーは見せた。
B-ランク 広島(総合評価点: 28)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】前半はアグレッシブな攻守を展開して支配した。ミヒャエル・スキッベ監督のサッカーを敵地でも体現したが、浦和の守備を個の力や連係で打ち破ることはできず。無得点と3連敗という結果が妥当な90分ではなかったが、荒木隼人が言ったとおり「もうこの時期は結果がすべて」である。
Cランク 鳥栖(総合評価点: 24)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】守備で相手をコントロールすることはできたが、ボール保持の時間を長くすることができず、守備にかかる負担を軽減できず。守備の強度を維持する意味でも、自分たちが意図する形でチャンスを作る意味でも、保持の質は高めたいところ。個々の技量の差を見せつけられる内容でもあっただけに、選手それぞれの奮起も必要。
Dランク FC東京(総合評価点: 12)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】あれだけ町田にスタイルを発揮されたということは、自分たちのスタイルをまったく発揮できなかったということ。競り合いでもセカンドボールの回収でも負け続けたことで、ボールを握る時間を作れなかった。得点の匂いはディエゴ・オリヴェイラや遠藤渓太の個人技以外からは感じられなかった。