【J1第36節 番記者通信簿】総合評価上位は3クラブ 浦和、G大阪は『興奮度』MAX評価に
A-ランク 東京V(総合評価点:40)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】前半の序盤は相手の強度に苦しむ場面もあったが、ウイングバックの位置的優位性を使いながら強度でも互角以上に戦い、劇的に追いついて引き分けた。内容を鑑みると勝ちたかった試合。それでも、この経験は若いチームのさらなる成長への渇望となる。
A-ランク C大阪(総合評価点: 38)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】得点こそ1点にとどまり、連係面や個の決定力の部分で課題は見られたが、相手に与えた決定機は最小限にとどめ、おおむねゲームをコントロールした中で試合を運べた点を評価。試合のポイントに挙げていたセカンドボール争いでも負けず、最後は焦れずに押し込んだ中で、81分という時間帯に決勝点を挙げた粘り強さも評価。
A-ランク 湘南(総合評価点: 37)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】湘南の時間帯で試合を決定づけられず、その後、逆転残留に向けて勝利が欲しい札幌の勢いを押し返せなかった。ただし、スタイルでもある背後への抜け出し、選手同士のつながりは垣間見えた試合だった。
A-ランク 京都(総合評価点: 37)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】相手の良さを消すことよりも、自分たちの特徴を出すことを重視した戦いを体現できていた。寄せの速さや球際の強さを押し出したプレスは機能していた。その反面、川崎Fのパスワークを抑え切れずにピンチも何度かあり、試合を支配していたとは言えないが、シュート15本を放つなどチャンスが多く、盛り上がる場面は多かった。
B+ランク 福岡(総合評価点: 33)
【画像提供:エル・ゴラッソ】
【総評】福岡らしい前向きな守備と、ウェリントンを軸にしたシンプルなダイレクトプレー中心の攻撃は効果的だった。失点場面の連動性や意識のバランスは不十分だった。