【データが示す攻守ベストイレブン/J1第30節】復活を遂げた東京の10番が攻守で活躍! 守備では磐田から2名選出
なお、攻撃の選考には同社のチャンスビルディングポイント(以下CBP)を指標としている。このCBPは選手が試合を通じてどれだけ「チャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化した指標。守備の選考には対戦相手のCBPを利用し、チャンスとなりやすいプレーを阻止した場合に高いポイントが付きやすい守備Pと、相手のプレー成功率が高いプレーを奪って攻撃につなげた時に高いポイントが付きやすい奪取Pなどを用いている。
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攻撃的ベストイレブン 【画像提供:データスタジアム株式会社】
FC東京から3名が選出。攻撃と守備両方で選ばれた選手も
東慶悟(写真右)は今季初先発で初ゴールを記録した 【(C)J.LEAGUE】
ゴールを挙げていないフィールドプレーヤーの中で唯一選ばれているのが京都サンガF.C.の福田心之助。前半9分に相手が退場者を出し、高い位置でのプレーが増えた影響もあるが、クロスやドリブルのポイントを中心に今節で最も高い攻撃CBPを記録している。京都からは3試合連続となるゴールを挙げた原大智も選出されている。
川崎フロンターレの橘田健人は、先制点となるミドルシュートを決めたほか、スタート時は左サイドバック、後半途中から右サイドバック、最後はボランチと3つのポジションをこなした。
そのほか、グラウンダーのミドルシュートを決めたヴィッセル神戸の広瀬陸斗、2桁得点を達成したアルビレックス新潟の谷口海斗、サイドへのロングパス成功を中心に高い攻撃CBPを記録した町田のGK谷晃生が選ばれている。