高校サッカー選手権の「未来の主役」は誰だ? 個性が光る1、2年生の原石たち
名和田我空(左/神村学園)、高岡伶颯(右/日章学園)ら、この世代には既に世界の大舞台で活躍している選手もいる 【Photo by Apinya Rittipo/Getty Images】
魅力的な大型選手がそろう守備陣
佐々木智太郎(昌平) 【写真:安藤隆人】
188センチのサイズとしなやかな動きが魅力の2年生守護神。彼のシュートストップにぜひ注目してもらいたい。しっかりとシュートの方向を読み、細かいステップワークとスムーズな身体操作でコースに手を差し込んでいく。面の作り方がうまく、シュートストップからのセカンドアクションでも上半身を起こしてゴールを隠して相手の選択肢を奪ってみせる。プレミアリーグEASTでは全22試合にフル出場と、ハイレベルな舞台で経験も積んだ。「ほぼ1年生」の3月23日という生年月日を見ても将来性に期待できる。
森奏(写真左/堀越) 【写真:安藤隆人】
182センチのサイズを持ち、抜群の跳躍力とボディーバランス、スプリント力も兼備したアスリートだ。今はセンターバックとしてカバーリングのうまさや対人能力の高さを発揮しているが、サイドバックやFWでその才を発揮できる万能タイプでもある。サイドバックとしてはアップダウン能力とクロスの質を見せ、前線ではポストプレーと縦パスを受けてからのフィニッシュに非凡な能力を示す。今大会で一気に注目株へ躍り出るポテンシャルを秘めている。
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