高校サッカー選手権の「未来の主役」は誰だ? 個性が光る1、2年生の原石たち

安藤隆人
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名和田我空(左/神村学園)、高岡伶颯(右/日章学園)ら、この世代には既に世界の大舞台で活躍している選手もいる 【Photo by Apinya Rittipo/Getty Images】

 第102回全国高校サッカー選手権大会が、いよいよ12月28日に開幕する。第1回はJクラブに内定していない3年生の注目7選手をピックアップした。今回は来年以降の高校サッカーの主役となっていく1、2年生を紹介する。U-17ワールドカップで活躍し、既に全国区の知名度を誇る名和田我空(神村学園2年)、高岡伶颯(日章学園2年)の2人を除いたタレント10名をピックアップ。きらりと光る原石の価値を確かめるのも今大会の楽しみだ。

魅力的な大型選手がそろう守備陣

佐々木智太郎(昌平) 【写真:安藤隆人】

佐々木智太郎(昌平2年 GK)
 188センチのサイズとしなやかな動きが魅力の2年生守護神。彼のシュートストップにぜひ注目してもらいたい。しっかりとシュートの方向を読み、細かいステップワークとスムーズな身体操作でコースに手を差し込んでいく。面の作り方がうまく、シュートストップからのセカンドアクションでも上半身を起こしてゴールを隠して相手の選択肢を奪ってみせる。プレミアリーグEASTでは全22試合にフル出場と、ハイレベルな舞台で経験も積んだ。「ほぼ1年生」の3月23日という生年月日を見ても将来性に期待できる。

森奏(写真左/堀越) 【写真:安藤隆人】

森奏(堀越2年 DF)
 182センチのサイズを持ち、抜群の跳躍力とボディーバランス、スプリント力も兼備したアスリートだ。今はセンターバックとしてカバーリングのうまさや対人能力の高さを発揮しているが、サイドバックやFWでその才を発揮できる万能タイプでもある。サイドバックとしてはアップダウン能力とクロスの質を見せ、前線ではポストプレーと縦パスを受けてからのフィニッシュに非凡な能力を示す。今大会で一気に注目株へ躍り出るポテンシャルを秘めている。
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著者プロフィール

1978年2月9日生まれ、岐阜県出身。5年半勤めていた銀行を辞め単身上京してフリーの道へ。高校、大学、Jリーグ、日本代表、海外サッカーと幅広く取材し、これまで取材で訪問した国は35を超える。2013年5月から2014年5月まで週刊少年ジャンプで『蹴ジャン!』を1年連載。2015年12月からNumberWebで『ユース教授のサッカージャーナル』を連載中。他多数媒体に寄稿し、全国の高校、大学で年10回近くの講演活動も行っている。本の著作・共同制作は12作、代表作は『走り続ける才能たち』(実業之日本社)、『15歳』、『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』、『ムサシと武蔵』、『ドーハの歓喜』(4作とも徳間書店)。東海学生サッカーリーグ2部の名城大学体育会蹴球部フットボールダイレクター

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