「5区の山上りは柏原竜二さんではなく……」 東洋大の黄金時代を築いた設楽悠太が選ぶ、箱根駅伝・母校のベストオーダー

酒井政人
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第90回(14年)箱根駅伝、2年ぶり4回目の総合優勝を果たした東洋大。アンカーの大津顕杜がゴールテープを切った 【写真:アフロスポーツ】

 双子の兄・設楽啓太(西鉄)とともに東洋大をけん引。鉄紺に数々の栄光をもたらしてきたのが設楽悠太(西鉄)だ。箱根駅伝は4年連続で出場すると、3区と7区で3度の区間賞を獲得して、2012年と14年の総合優勝に貢献。大学卒業後は10000mでリオ五輪に出場。18年の東京マラソンでは2時間06分11秒の日本記録(当時)を叩き出した。

「もう一度、箱根駅伝で見てみたい選手を中心に選んだ」という設楽悠太が監督になったつもりで選んだ、母校・東洋大の箱根駅伝のベストオーダーを紹介しよう。箱根駅伝の“看板区間”は、まさかの人選だった。
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著者プロフィール

1977年愛知県生まれ。東農大1年時に箱根駅伝10区に出場。陸上競技・ランニングを中心に取材。現在は、『月刊陸上競技』やビジネス媒体など様々なメディアで執筆中。『箱根駅伝ノート』(ベストセラーズ)など著書多数。

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