高校野球「秋の注目校5選」九州大会編 神村学園と明豊の2強を追うのは無双のエースを擁する──
かごしま国体の北海戦でも特大弾を放った正林を擁する神村学園が優勝候補の筆頭だ。夏の甲子園で初の4強入りを果たしたメンバーが10人も残っているのは心強い 【写真は共同】
【秋季・九州大会出場校】※丸数字は秋季県大会の順位
・福岡:東海大福岡①、飯塚②
・佐賀:有田工➀、唐津商②
・長崎:長崎日大➀、海星②
・大分:明豊➀、大分舞鶴②
・熊本:熊本国府➀、九州学院②
・宮崎:延岡学園➀、日南学園②
・鹿児島:神村学園➀、れいめい②
・沖縄:興南➀、沖縄尚学②
神村学園(鹿児島1位)
強力打線の中心は甲子園でも4番を打ち、打率.435と活躍した正林輝大(2年)。高校通算本塁打はここまで13本だが、先の国体でも北海戦(1回戦)で一発を放つなど長打力を増している。その前後を固める好守強打の今岡拓夢(1年)、甲子園で打率5割をマークした上川床勇希(2年)にもパンチ力があり、さらにトップバッターの入来田華月(1年)も持ち前のミートセンスでチャンスメーカーを担う。全体的に選球眼の良い打者が多く、1点が欲しい場面ではきっちりスクイズも決めてくる。
投手陣は球威でグイグイと押す最速142キロ左腕・今村拓未(2年)が軸だ。ここにきてスライダー、チェンジアップの威力もアップしているが、秋の県大会では150球超の完投が2試合と、文字通りの力投型。それだけに、長身から角度のあるボールを投げ込む早瀬朔、制球力の高さで勝負する千原和博といった1年生右腕の成長は心強い。
さらに小田大介監督は、「予選(県大会)で投げていない投手を数枚準備させている」と公言。8年ぶりのセンバツ出場に向けて、投打ともさらにスケールアップを遂げている。
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