高校野球「秋の注目校5選」東海大会編 愛工大名電ら優勝候補を脅かす新興校とは?
愛知大会を制した愛工大名電が、優勝候補の筆頭だ。今夏の甲子園でも登板機会のあったエース大泉をはじめ、投手陣にはプロ注目の逸材を3枚も擁する 【尾関雄一朗】
【秋季・東海大会出場校】※丸数字は秋季県大会の順位
・静岡:藤枝明誠➀、浜松開誠館②、日大三島③
・愛知:愛工大名電➀、豊川②、豊橋中央③
・岐阜:岐阜第一➀、県岐阜商②、中京③
・三重:宇治山田商➀、鈴鹿②、神村学園伊賀③
愛工大名電(愛知1位)
投手陣にはプロ注目の逸材を3枚も擁している。中心は左腕の大泉塁翔(2年)で、県大会では計37回を2失点に抑えた。130キロ台後半のストレートに力があり、スライダーなど変化球との緩急の使い分けが巧み。投球フォーム、投球内容ともにまとまりがある。右の伊東尚輝(2年)は最速149キロのストレートが走り、そして左の古谷龍斗(2年)も140キロ台の速球を投げ込む好素材だ。
打線はクリーンナップが頼もしい。3番の石見颯真(2年)はシュアなバッティングが光り、広角に長打、短打を打ち分ける。4番の石島健(2年)、5番の宍戸琥一(2年)は豪快な一発が期待できる強打者だ。石見と宍戸は今夏の甲子園に出場、石島も石見とともに1年時の夏の甲子園を経験している。彼らの脇を固める打者が、機動力を生かしていかに多くのチャンスを作れるかがポイントだろう。
「この時期、攻撃はなかなか計算ができないので、ピッチャーがカギを握る。内野守備が不安だったが、県大会決勝もノーエラーと、徐々に自信を付けている」
倉野光生監督も、センバツ出場へ好感触を口にしている。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ