テコンドーでは、21年、22年と女子46キロ級で全日本選手権を連覇。今年7月の全日本ジュニア選手権も圧倒的な強さで優勝を飾った。海外でも、昨年8月の世界ジュニア選手権で2010年の濱田真由(15年世界選手権57キロ級優勝)以来3人目となる日本勢最高成績の銅メダルを獲得している。今季はシニアの国際大会にも挑戦し、USオープン、オーストラリアオープンで優勝。前述のとおり、6月の世界選手権で銅。日本勢で初めて高校生でメダルを獲得し、シニアでも世界で戦える自信を得た。敗れた準決勝でも、連覇を果たした世界ランク1位のレナ・ストイコビッチ(クロアチア)を相手に1ラウンドを互角に戦う健闘。2024年パリ五輪出場への視界が開けてきた。