連載:高校野球2022夏「実力校ランキング」

「実力校ランキング・22年夏」兵庫編 報徳、東洋大姫路などが有力も混戦必至か

松倉雄太
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春の県大会を制した報徳学園の柱は榊原だ。エースナンバーを背負い、打っては3番。脚力もあり、抜群のセンスを誇る 【YOJI-GEN】

 優勝した報徳学園をはじめ、春季大会で県4強に入ったチームがランキングの上位を占めた。だが春の成績が振るわず、今夏はノーシードとなった神港学園や神戸国際大付を含めて多くの学校にチャンスがある。過去10年(大会中止となった2020年を除く)を見れば、2018年、19年の明石商を除いて連続出場した高校はなく、実に7校が甲子園の舞台を踏んでいる。それだけ各校の実力が拮抗しており、今年も熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

<ランキング表はコラムの最後に掲載します>

好投手を複数擁する社の総合力は県内屈指

 兵庫大会は史上最も早い6月25日に開幕した。1回戦を25日、26日、7月3日、4日と土日を使って実施し、シード校が登場する2回戦は9日から。1カ月以上の長丁場となるが、後半の日程にゆとりを持たせ、決勝まで7~8試合を戦う選手の健康、疲労面を考慮した方式となる。春季県大会でシード権を獲れなかった有力校も多く、例年以上の混戦となりそうだ。
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著者プロフィール

 1980年12月5日生まれ。小学校時代はリトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。極端な言い方をすれば、野球を観戦するためならば、どこへでも行ってしまう。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『ホームラン』などに寄稿している。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』のリサーチャーとしても活動中。

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